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大相撲の歴代全勝優勝力士の回数ベスト5を紹介

2017 5/8 19:55kinsky
大相撲
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出典 J. Henning Buchholz/Shutterstock.com

大相撲において全勝で優勝を飾ることは力士にとって大変誇らしいことだが、それだけ難しい快挙だ。最近では2016年9月場所で大関豪栄道が成し遂げている。そこで、歴代の全勝優勝力士について解説する。

現役の白鵬が圧巻の12度と全勝優勝回数のトップ

現役横綱の白鵬関は歴代トップの通算37度の優勝を誇るが、全勝優勝の回数も12度と歴代最多だ。初めて全勝で幕内優勝を飾ったのは東大関で迎えた2007年5月場所で、千秋楽に横綱朝青龍関に勝ち、横綱審議委員会から満場一致で第69代横綱に推挙された。
2016年5月場所は既に14日目に優勝を決めていたが、千秋楽も横綱鶴竜関にうっちゃりで逆転勝ちし自身12回目の全勝で優勝に花を添えた。白鵬関は14勝1敗での優勝も16回とトップだ。

全勝回数の2位タイは年2場所時代の双葉山

全勝優勝回数歴代2位タイの8回は、史上1位の69連勝記録を持つ伝説の元横綱双葉山関だ。双葉山関が活躍した時代は年2場所だったので69連勝も実に4年がかりだった。2場所時代の優勝回数12回は単純に考えて現在の年6場所に置き換えると白鵬関に匹敵する数字だ。
また、全勝回数8回には5場所連続全勝優勝という記録もあり、当時無敵の強さだった。「双葉の前に双葉無く、双葉の後に双葉無し」言われた不出世の大横綱だった。

昭和の人気力士・大鵬も全勝優勝は通算8回

双葉山関と並んで歴代全勝優勝タイは元横綱大鵬関の8回だ。大鵬関は優勝回数も32回と白鵬関に次いで史上2位だ。柏戸関とともに同時に横綱に昇進し、柏鵬時代という黄金期を築いた。8回の全勝優勝の中でも、1964年の1月場所に柏戸関とともにお互い14勝0敗で迎えた千秋楽の対戦は大きな盛上りを見せ、大鵬関が勝利した。
大鵬関は強さに加え美男の力士でもあったことから人気も抜群で、当時好きなものとして「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉が流行語になった。

全勝優勝歴代4位は7回の北の湖

全勝優勝回数歴代4位タイの7回が北の湖関だ。中学生の時に北海道から上京して両国中学校に転校し14歳で初土俵を踏んだ。北の湖関が初めて全勝優勝を成し遂げたのは1977年の3月場所で、当時「輪湖時代」と言われたライバル輪島関を千秋楽に下した。
北の湖関と輪島関は通算24回もの名勝負を行い、北の湖関21勝輪島関23勝と拮抗した対戦成績を残した。北の湖関は幕内優勝24回という記録を残し引退。その後日本相撲協会の理事長を務め、在任中に62歳で死去した。

国民栄誉賞を受賞した千代の富士も全勝7回を記録

北の湖関と並んで全勝優勝回数歴代4位タイの7回が千代の富士関(故 九重親方)だ。2016年7月に死去した千代の富士関は、角界で初めて国民栄誉賞を受賞した人気力士だった。
1981年には1年間で関脇・大関・横綱というそれぞれの地位で優勝という史上初の記録を作り、その2年後の1983年3月場所に東横綱で初めて全勝優勝を成し遂げた。
千代の富士関はその後6回の全勝優勝を記録しているが、30代に入ってからの全勝優勝が5回もある。黄金期が30歳を過ぎてからだった千代の富士関らしい記録だった。

まとめ

本場所の15日間の相撲を全て勝利して優勝することは、力士にとっての大目標だ。横綱になっても全勝優勝をなし得ない力士がいる中で、白鵬関の12回を筆頭に上位に名を連ねる力士はいずれも大相撲史に名を残している横綱だ。

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