北の富士氏「明日からが心配」
大相撲名古屋場所初日がドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行われ、注目の横綱・白鵬が掛け投げで明生を破り、白星発進した。
6場所連続休場明けで進退のかかる白鵬は、令和2年9月場所で返り入幕してから5場所連続勝ち越し中と力をつけている新小結の明生に粘られたものの、痛めていた右足で踏ん張って掛け投げ。テレビ解説の元横綱・北の富士勝昭氏が「明日からが心配になる」と話すほど、薄氷を踏むような内容だった。白鵬は2日目は遠藤と対戦する。
また綱取りのかかる大関・照ノ富士は遠藤を危なげなく寄り切り。貴景勝は大栄翔をすくい投げ、正代は隆の勝を寄り切り、横綱・大関陣はそろって白星スタートとなった。
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