青山学院大の2区は当日変更か
2025年1月2、3日に行われる第101回箱根駅伝の区間エントリーが発表され、出場する21チームが、各区間を走る選手を配置した。各校のエースはどこにエントリーされ、花の2区では誰が対決するのだろうか。
連覇を狙う青学大は今年の出雲と全日本でいずれも区間賞を獲得している鶴川正也を3区に、前回大会5区区関新の若林宏樹を今回も5区に配置した。
各校のエースが集う2区には1年生の黒田然を配置。前回大会2区区間賞の黒田朝日、前回3区区間賞の太田蒼生が補欠に回っていることから、当日のメンバー変更で2区は変わることが濃厚だ。
駒澤大は佐藤圭汰、山川拓馬が補欠に
2大会ぶりの優勝を狙う駒大は、ハーフマラソンの日本選手学生最高記録を持つ篠原倖太朗が2区にエントリー。5000メートルの日本選手学生最高記録を持つ佐藤圭汰と、全日本大学駅伝8区区間賞の山川拓馬は補欠に回った。
この2人も当日のメンバー変更でどこかの区間を任されることが予想される。
国学院大は順当にエース平林清澄が2区に
今季の学生駅伝3冠を狙う国学院大は、初マラソン日本最高記録を持つ平林清澄が順当に2区に回った。これで、駒大の篠原とは今季の3大駅伝全てで同区間を走ることになる。
今年の全日本6区区間新の山本歩夢は3区にエントリー。定石通り往路に力のある選手を配置した。
一方、全日本でゴールテープを切った上原琉翔ら、実力のある選手が補欠に回っており、前田康弘監督の手腕が見ものになる。
当日メンバー変更は1日4人、2日間で計6人が上限
2区に篠原、平林のほか、中大の実力者・溜池一太、早大のエース格・山口智規、外国人留学生らもエントリーしており、今大会もハイレベルな争いが期待される。
メンバー変更は往路、復路ともに当日朝に可能だが、2日間で計6人、1日では4人が上限となる。正選手と補欠選手の交代のみで、正選手同士の入れ替えはできない。
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