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高校生アメフト選手はどのような体作りをすればいい?

2017 3/3 09:51ユタロー
アメフト
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Photo by tammykayphoto/Shutterstock.com

アメフトは、人と人がぶつかり合うスポーツです。 日本においては、高校生から始める人も多いスポーツであり、始めた当初はまだまだ体ができあがっていない場合が多いです。 アメフトに必要な体作りというのはどのようなものでしょうか?

アメフトをしたときに体にかかる負荷

アメリカンフットボールは、「コリジョンスポーツ」という別名を持っている通り、相手とぶつかってかなりの衝撃を受けてしまうスポーツです。ある程度体を鍛えた高校生であっても、最低で70kg、大きくなると100kgにもなる体重の選手同士がぶつかるため、受けた方はかなりの衝撃を受けます。
高校生になってアメフトを始めてすぐの場合は、このような負荷に耐えることができないので、しっかりとした基礎トレーニングが必要となります。

けがを防止するトレーニングが必要

アメフトにおいて最も重要なことは、けがをしないためのトレーニングをすることといえるでしょう。特に首は入念にトレーニングする必要があります。首の中の頸椎を傷つけてしまうと、命の危機に瀕してしまったり、体が不随になったりすることもあるので注意しましょう。
そして、首を鍛えると同時に、体幹を同時に鍛えて、強烈な衝突に耐える力をつけた方がよいでしょう。体感と首がしっかりしていれば、自分よりも体の大きな選手を止めることもできるといわれています。

首を鍛えるトレーニング

まずは首を鍛えて体を大きくしていきます。 二人一組になって一人が長椅子などに腹ばいになりましょう。首は出しておくようにしてください。足は地面についていてもよいです。
もう一人が上から首を押さえつけ、押さえつけられた方は、それに反発して頭をそらせるようにしくてください。その後、仰向けになって押さえつけと反発をしてトレーニングしましょう。最後に横向きになって、相手に下に押してもらって自分は反発するようにしましょう。そして反対側も同じようにトレーニングすれば交代します。

体幹を鍛えるトレーニング

体幹を鍛えるためには、スクワットをするとよいでしょう。スクワットは、正しいフォームで行うと非常に効果的といわれています。
正しいフォームは、肩幅に足を開いて、つま先を外側に向けて立ちましょう。手は水平に伸ばして、背筋をまっすぐにして太ももと床が平行になるまで沈み込みます。ひざは前に出ないようにしてください。 これを15回3セット行うようにしてください。負荷が小さくなったら、人を背負って同じようにトレーニングすると、さらに効果的です。

下半身を鍛えるトレーニング

最後に下半身を鍛えるトレーニングをしましょう。

  • フォワードランジ
    まっすぐ立って、手は頭の上で押さえるように置いておきます。片足を大きく一歩踏み出して、そのまままっすぐ沈み込んでから、元に戻しましょう。

  • サイドランジ
    まっすぐ立った状態で、片足を横に大きく出します。反対側の膝の角度が90度になるくらい伸ばすとよいです。ゆっくり戻して、反対側を行いましょう。 それぞれの運動を15回3セットほど行うとよいといわれています。

まとめ

今回は、高校生がアメフトを始めるときに、体づくりのために鍛えておきたい部位やトレーニングについてご紹介しました。 ぜひルーティンに加えたいものばかりです。 続けて行うことで、アメフトをするための基礎筋肉をつけることができますよ。

※本文で紹介したトレーニングはあくまで一例です。痛みや違和感がある場合は無理に行わないでください。