トンジ
サッカー選手の中にはファンやチームメートから特別な名前で呼ばれる選手・監督がいる。そこには彼らの特徴であったり性格、過去の経歴など様々な由来がある。そんなニックネームから選手・監督を紐解いていく。
浦和レッズの守りの要、槙野智章。ハリルホジッチ元日本代表監督に見いだされ、センターバックとして大きくその才能を開花した選手だ。
2017年浦和レッズのAFCチャンピオンズリーグ優勝も槙野の成長抜きにはあり得なかっただろう。槙野もそれを自覚しており、ハリルホジッチ氏に向けSNSで感謝のメッセージを送っていた。
そんな槙野のSNSアカウント名は不思議なことに本名でも愛称でもなく「tonji5」。5は背番号だが「トンジ」とは何かと疑問に思った事がある方も多いのではないだろうか。
実はこの「トンジ」、小学校時代からの槙野のニックネームなのだ。槙野の好物が「豚汁」だったことからこの名前が付いたと、FC東京の森重真人が明かしている。
槙野と森重はプロ入り後同じチームでプレーしたことは無いが実は中学校時代のチームメイト。当時は2トップを組んでいたこともある。
いまや共に日本を代表するディフェンダーとなった2人。現在は「マキ」と呼ばれることが多い槙野だが、森重にとっては今でも「トンジ」なのだろうか。
関連記事
「ジーニアス」柿谷曜一朗 C大阪に天才FW再び【Jリーグニックネーム辞典】
【J1ニックネーム辞典】「ピクシー」日本を愛し、日本に愛されたストイコビッチ