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J1リーグを連覇した歴代クラブ一覧 武藤嘉紀の劇的同点弾でヴィッセル神戸が“王手”

2024 12/2 11:00SPAIA編集部
ヴィッセル神戸の武藤嘉紀,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

最終節のホーム湘南ベルマーレ戦に勝てば連覇

2024年のJ1リーグもいよいよ最終節を残すのみとなった。11月30日の第37節では首位ヴィッセル神戸が柏レイソルにリードされながら終了間際に追いついてドロー。勝ち点1を積み上げ、連覇に王手をかけた。

前半5分、CKから柏FW木下康介に頭で合わせられ先制点を献上した神戸。その後、じりじりした展開が続き、敗色ムードが濃くなった試合終了間際に獲得したPKも大迫勇也が外し、万事休すかと思われた。

しかし、昨年の王者は土壇場で底力を発揮する。CKからのこぼれ球を武藤嘉紀を押し込んで同点ゴール。一度はオフサイドの判定が出て武藤は倒れ込んで悔しがったが、長いVARチェックの末にゴールが認められ、ついに追いついた。

間もなく試合終了のホイッスルがなり、勝ちに等しいドロー。20勝9分け8敗で勝ち点69とした。

最終節は12月8日にホーム・ノエビアスタジアム神戸で湘南ベルマーレ戦。勝てば昨年に続く連覇が決まる。

鹿島アントラーズが唯一の3連覇

これまでJ1リーグを連覇したチームは表の通り5チームで、計7回ある。

J1リーグを連覇したクラブ


Jリーグ初年度の1993年から連覇したのがヴェルディ川崎。初代MVPに輝いた三浦知良や武田修宏、北澤豪、ラモス瑠偉らのスター軍団を松木安太郎監督が束ねた。

2000年からはトニーニョ・セレーゾ監督率いる鹿島アントラーズが連覇。柳沢敦、小笠原満男、秋田豊、ビスマルクら個性派が揃っていた。

2003、2004年に連覇したのは横浜F・マリノス。1998年のフランスワールドカップで指揮を執った岡田武史監督が、2003年ファーストステージから史上初の3ステージ連続優勝を達成した。

Jリーグ史上唯一の3連覇を果たしたが鹿島アントラーズ。2007年からオズワルド・オリヴェイラ監督が内田篤人、大岩剛、中田浩二らのタレント集団を導いた。

5年間で4回優勝した川崎フロンターレ

現日本代表の森保一監督も2012年からサンフレッチェ広島を連覇に導いている。2012年は佐藤寿人がMVPと得点王に輝いた。

鬼木達監督率いる川崎フロンターレは2017、2018年と2020、2021年の2度の連覇を達成している。2019年は4位に終わり、横浜F・マリノスに優勝を譲ったが、5年間で4回優勝したのは川崎フロンターレだけだ。

吉田孝行監督率いるヴィッセル神戸は史上6チーム目、8回目のJ1連覇を果たすか。運命の最終戦は8日14時にキックオフの笛が鳴る。

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