11月25日開幕
2023年のJ2リーグはレギュラーシーズンを終了した。優勝した町田ゼルビアと2位・ジュビロ磐田のJ1昇格が決定。3位・東京ヴェルディ、4位・清水エスパルス、5位・モンテディオ山形、6位・ジェフユナイテッド千葉の4チームがJ1昇格プレーオフで最後のイスを争う。
11月25日に清水がホーム・IAIスタジアム日本平で山形と対戦。翌26日に東京Vがホーム・味の素スタジアムに千葉を迎え撃つ。その勝者が12月2日にリーグ戦上位クラブのホームで決勝を行うことになる。
試合は延長戦なしの90分間で、引き分けになった場合はリーグ戦上位クラブが勝者となる。決勝ではビデオアシスタントレフェリー(VAR)を導入することも決定している。
東京Vは16年ぶり、千葉は15年ぶりJ1復帰目指す
2023シーズンの勝敗や得失点などは下の通りとなっている。
東京Vは2位・磐田と全く同じ21勝12分け9敗の勝ち点75で並んだが、得失点差でわずか4及ばず3位となった。自動昇格の2位とプレーオフを戦う3位では大きく違うだけに余計に負けられないだろう。
言わずと知れたJリーグ初代王者の老舗クラブだが、2009年からJ2で戦い続けている。16年ぶりJ1復帰となれば大きな話題になることは間違いない。
対戦相手の千葉もJリーグ創設当初から存在する「オリジナル10」の1つで、古河電工を前身とする歴史のあるクラブ。2010年からJ2で戦っており、こちらも15年ぶりのJ1復帰を目指している。名門同士の熱い戦いになりそうだ。
同じく「オリジナル10」の清水は昨年J1リーグ17位で降格。1年でのJ1復帰を狙う。4チームの中では最多の今季リーグ戦78得点をを誇っている。
山形はNEC山形が前身で、1999年からJ2に参加。2009年から11年と15年はJ1で戦っていた。リーグ戦5連勝フィニッシュで5位に入った勢いで、一気のJ1昇格を狙う。
【関連記事】
・歴代J2降格とJ1昇格クラブ年度別一覧 2023年に笑うチームと泣くチームは?
・J1昇格組は開幕5試合で勝ち点5なら残留の法則、アルビレックス新潟と横浜FCの命運は?
・Jリーグ歴代得点王一覧 歴史に名を刻んだストライカーたち