2023年6月18日 グループステージ第6節 京都サンガF.C.-FC東京 AI予想
2023年6月18日 グループステージ第6節
京都サンガF.C.-FC東京
☆0-1 12.96%
2-1 11.73%
1-0 11.11%
1-1 10.49%
0-0 8.02%
2023年6月18日 グループステージ第6節
京都サンガF.C.-FC東京
☆0-1 12.96%
2-1 11.73%
1-0 11.11%
1-1 10.49%
0-0 8.02%
京都:パトリックと豊川の攻撃陣は好調も、主将のMF川﨑が日本代表初選出で不在
FC東京:監督退任の“激震”後の初試合。ルヴァン杯2節では若手主体の京都に大勝
各グループの1位(5チーム)と各グループの2位のうち、成績上位3チームの計8チームがプライムステージに進出できるルヴァンカップ。グループステージ最終戦となる今節のカードの中で、Eグループの1位・京都と2位・FC東京の対決をピックアップした。
現在、京都は勝点9でFC東京は勝点7、京都が勝てば無条件で1位となる。ただし、FC東京が勝利した場合、同じく同グループ2位のG大阪が4位・C大阪を下すとFC東京とG大阪が勝点10で並ぶが、当該チーム同士の対戦2試合の得失点差によりG大阪がグループ突破を決める。
仮に京都対FC東京がドロー決着でG大阪が大阪ダービーを制した場合は、京都とG大阪の勝点が並ぶが、やはり当該チーム同士の試合の得失点差でG大阪がプライムステージへ進む。たとえ2位でも他のグループの成績次第でGS突破の可能性は残るが、お互い白星獲得しか眼中にないだろう。
J1リーグ戦では京都が14位で、FC東京が12位。ともにシーズン中盤になっても調子が上がらない中、“劇薬”を投じたのが後者だ。6月14日にアルベル監督の退任を発表、安間貴義ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る。リーグ戦は3戦連続3失点の3連敗中だったため、早めに大ナタを振るったわけだ。
前節・G大阪戦(1-3)は確かに精彩を欠いたが、それ以前の連敗の相手は首位の横浜FMと3位・神戸で、ともに2-3の惜敗。特に前年王者との戦いは先制されるも逆転に成功、シュート数とチャンス構築率は今季最高の数字を叩き出し、勝つ可能性も十分あった試合だった。
今季加入の仲川輝人はその古巣戦で1アシスト、ここまで計4得点も挙げ、チーム得点王(7点)のディエゴ・オリヴェイラとの相性も良好に。片やリーグワースト4位タイの失点を重ねている守備がネックといえる。
京都は、前週のリーグ戦で新潟に3-1と完勝。5月3日の川崎戦から続いていた連敗を「6」で止めた。その新潟戦ではブレずに志向するリスクを恐れないプレス守備を敢行し、ポゼッションスタイルの相手を凌駕。シュート成功率は今季ベストの37.5%と、効率よく白星を手にした。
その立役者のパトリックは2得点を稼ぎ、計7得点に。豊川雄太はリーグ戦直近2戦2発と攻撃陣の調子は上々。一方でリーグ戦13試合連続失点中、FC東京と同じ総失点数の守備が課題である。
両雄は今年3月に2度対戦し、1勝1敗。3月4日のリーグ戦では川﨑颯太とパトリックのゴールで京都が2-0で先勝、26日のルヴァンカップ第2節では5-0でFC東京がリベンジを果たした。
大敗した京都はターンオーバーで挑んだとはいえ、守備の強度が低すぎた。逆に無失点で終えた最初の対戦では、ボール保持率、攻撃回数で相手を下回ったが、粘り強い守備で奮闘。しかし、その試合で攻守に躍動したボランチ川﨑は日本代表に初選出されたため、今回は不在となる。21歳の若き主将の抜けた穴は決して小さくないだろう。
また、昨年の対戦ではFC東京が2戦とも1-0、2-0で零封勝利。京都はその際もボール保持、攻撃回数で後手を踏み、ある程度は粘ったものの、オリヴェイラらブラジル人アタッカーに計3点を献上。個の力に屈した印象だ。
AIは現在のチーム状況も鑑みて、FC東京が最少得点で勝利する「1-0」を、予想スコアの本命に挙げた。
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