「2強時代」の終焉は見えない
今年で30周年を迎えるJリーグが、2月17日(金)の川崎F対横浜FMを皮切りに始まる。そこでAIがJ1リーグの順位予想を行ったので、上位を中心に紹介しよう。
1位 川崎フロンターレ
2位 横浜F・マリノス
3位 名古屋グランパス
3位 鹿島アントラーズ
5位 アルビレックス新潟
5位 サンフレッチェ広島
7位 FC東京
8位 セレッソ大阪
9位 浦和レッズ
10位 横浜FC
10位 サガン鳥栖
10位 京都サンガF.C.
13位 アビスパ福岡
14位 柏レイソル
14位 ガンバ大阪
16位 ヴィッセル神戸
17位 湘南ベルマーレ
18位 北海道コンサドーレ札幌
1位、2位は大方の予想通り、いきなり開幕カードで激突する昨季王者・横浜FMと2位の川崎F。ただし、順位は入れ替わり、川崎Fが王座を奪還するとAIは予想する。
近年はお互い超攻撃的サッカーを確立し、戦力も充実。17年からの6年間で優勝を分け合い(川崎が4回、横浜FMが2回)、J1を牽引するライバルだ。昨季は最終節まで優勝争いはもつれ、横浜FMが勝点2差で戴冠した。それに対し、2位・川崎Fと3位・広島との勝点差は11もの開きがあった。
データにおいても、2強が3位以下を圧倒。昨季は横浜FMが総得点70点、1試合平均ボール支配率57.9%で共にリーグトップ、川崎Fは同じく65点、55.6%とそれぞれ2位につけた。逆にシュート成功率では川崎Fが14.5%で1位、横浜FMが12.5%で2位に。今季も覇権争いは神奈川の両雄に絞られるのではないか。
現有戦力を比較すると、横浜FMの方が移籍によるマイナス面が大きい。昨季MVPのボランチ兼CBの岩田智輝と守護神・高丘陽平、攻撃陣ではFW仲川輝人がチームを去った(高丘は海外移籍の準備中)。特に守備の二枚看板が抜けた大きな穴を埋めることが、喫緊の課題になる。
川崎Fの戦力の流出で目立ったのは、3季主将を務めたCB谷口彰悟のカタールへの移籍。とはいえ、昨季大ケガの影響でシーズンの約3分の2を棒に振った守備の要・CBジェジエウが、今季は開幕からピッチに立つはずなので心強い。互いに大型補強はなかっただけに、守備面では川崎Fの方が優位性は高いとみる。
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ユンカーの爆発次第で名古屋が上昇気流へ
AIは独自のポイント数を算出して順位を予想しており、同じポイント数で順位が並ぶケースもある。そのため3位は名古屋と鹿島が並んだ。
鹿島は昨季4位なので妥当だが、名古屋は8位から一気にACL圏内へ。昨季、名古屋の特筆すべきデータは失点の少なさ。横浜FMと並び35点はリーグ最少だった。片や総得点は16位と低調。そこで、待望の点取り屋・キャスパー・ユンカーが浦和から加入。堅守を継続し、序盤からキーマンがフィットすれば上昇気流に乗るに違いない。
昨季J1で3番目に多い13引き分けだった鹿島には、元日本代表CBの植田直通と昌子源が古巣に帰還。キャンプでの練習試合などを含めたプレシーズンはJ2勢を相手に1勝5敗と負け越したのは気がかりだが、2人の加入で守備力が強化されれば、元来の勝負強さがよみがえる。
新潟は5位、札幌は18位のサプライズ予想
続いて5~10位までの中位の予想結果を羅列すると、5位が新潟と広島、7位がFC東京、8位がC大阪、9位が浦和と続き、10位は横浜FC、鳥栖、京都の3チーム。ここで注視すべきは、J2からの昇格組だろう。
昨季J2優勝の新潟は最多得点、最少失点の部門でも共に首位に輝き、1試合平均のボール支配率は60.3%と力の差を見せつけた。選手の9割が残ったため、ポゼッションスタイルは熟しており、6季ぶりのJ1で台風の目となる可能性を秘めている。
一方、2季ぶりにJ1復帰を果たした横浜FCは、20人もの新戦力を大補強。この大胆なリニューアルが吉と出て、昨季J2上位3チームの中で一番多かった失点を減らせれば、中位への躍進も現実味を帯びてくる。当然、22年J2得点王の小川航基の決定力も欠かせない。
残留争いに関わる13位から18位の予想は以下の通り。13位は福岡、14位は柏とG大阪、16位は神戸、17位は湘南、そして最下位が札幌である。
昨季10位の札幌が、J2降格チームに指名されるとは…。ただ、昨年すでに予兆はあった。リーグ4位のポゼッション率54.1%を有しながら、失点数は55で磐田に続き、2番目に多かった。にもかかわらず即戦力の補強は、チャンスメーカーのMF小林祐希(前神戸)の獲得に留まった。札幌に厳しいシーズンが訪れてもおかしくない。
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2023年のJ1リーグ優勝予想は3月3日まで販売される。AIの順位予想はどれぐらい当たるだろうか。シーズン後の“答え合わせ”を楽しみにしたい。
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