パリ五輪最終予選の不参加も決定
アメリカ女子サッカーリーグ『ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ』のエンジェルシティFCは現地時間14日(日本時間15日)、所属するFW遠藤純がプレシーズンキャンプ中に左膝の前十字靱帯を負傷したことを発表。これを受け、日本サッカー協会は2月24日に控える『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』(北朝鮮戦)について、招集メンバー入りしていた遠藤が不参加となることを明かした。
23歳の遠藤は昨夏に行われた『FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』にもなでしこジャパンの一員として参加。初戦のザンビア戦で得点を挙げるなど、チームのベスト8進出に貢献していた。
所属チームの発表では詳しい故障の程度について言及はないものの、「シーズン終了(=11月)までの負傷者リストに登録」を予定していることが伝えられている。すなわち、今月下旬に迫ったパリ五輪最終予選はもちろんのこと、突破した先で待つ大舞台への参加も絶望的とみられる。
なでしこジャパンでは同じく昨夏のW杯で主力として活躍した猶本光も、1月に左膝前十字靭帯を負傷して無念の戦線離脱。同じように最終予選、本番への出場は絶望的となってしまった。
なお、遠藤の不参加に伴う追加招集選手は未定。決まり次第、追って発表される。
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