アジアカップで日本は4回、韓国は2回優勝も決勝での対戦なし
カタールで開催されているサッカーのAFCアジアカップでグループDの日本代表は14日に行われたベトナムとの初戦に4-2で逆転勝ちした。
前半、先制した日本は、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ監督が率いるベトナムに一度は逆転を許したが、南野拓実(モナコ)が同点弾を決めると、さらに中村敬斗(スタッド・ランス)のゴールで勝ち越し。後半には上田綺世(フェイエノールト)のゴールでダメを押し、白星スタートを切った。
一方、グループEの韓国は15日に行われたバーレーン戦に3-1で勝利。イエローカードが両チームに計7枚出る荒れ気味の試合となったが、イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)の2得点などで白星発進した。
これまで何度も熱い戦いを繰り広げてきた両国だが、ともにグループリーグを1位通過すると決勝まで対戦しない組み合わせになっている。
日本(FIFAランキング17位)は19日にイラク(同63位)、24日にインドネシア(同146位)との対戦が予定されており、韓国(同23位)は20日にヨルダン(同87位)、25日にマレーシア(同130位)と対戦。いずれも格下との対戦が続くことから、日韓両国とも1位通過する可能性は十分にある。
これまでのアジアカップで日本は4回、韓国は2回優勝しているが、意外にも決勝での対戦はない。アジアの頂上決戦でライバル対決が実現すれば盛り上がることは間違いないだろう。