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日本代表躍進でWINNER最高売上を更新!意外に高かった「クロアチア勝利」投票率

2022 12/7 06:00SPAIA編集部
日本代表DF吉田麻也,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

クロアチア戦で販売開始以来最高の3億9525万600円

サッカーのワールドカップカタール大会決勝トーナメント1回戦で日本はクロアチアにPK戦で敗れた。日本時間の深夜に始まった試合、眠い目をこすりながら観戦したファンも多かっただろう。9月26日から販売開始された新しいスポーツくじ「WINNER」も過去最高の売上を記録した。

カタール大会初戦のドイツ戦で1億4723万9800円の売上を記録して初めて1億円を超えると、その後も日本の試合のたびに高い売上を記録。ドイツ戦に勝ったことで期待値も上がったのか、コスタリカ戦で1億8991万1000円に伸びた。

コスタリカ戦で敗れたことが影響したのか、スペイン戦は1億8960万9800円と微減。しかし、決勝トーナメント進出を決めたことで、初のベスト8を懸けたクロアチア戦で3億9525万600円にはね上がった。

木村拓哉さんがテレビCMに出演するなど認知度向上に努めてきた関係者の努力が、日本代表の躍進によって絶大な相乗効果を生み出したのは間違いない。

「1-1引き分け」は3番目に高い投票率

投票口数は197万6253口で、当せん口数が17万7435口。当せん金額は1100円だった。

スコア別に見ると、最も投票率の高かったのが「2-1日本勝利」の11.89%。次いで「1-0日本勝利」の10.01%と、日本の勝利を予想したファンが多かった。

3番目に高かったのが、見事に的中となった「1-1引き分け」の8.98%。払い戻し倍率は5.5倍と「本命決着」と言ってもいい結果だった。

4番目は「1-2クロアチア勝利」の8.20%、5番目は「0-1クロアチア勝利」の8.02%だったことから、日本を応援する気持ちはあっても、WINNERではシビアに予想したファンが多かったようだ。

惜しくも目標のベスト8には届かなかった日本代表だが、WINNERも含めた日本国内への経済波及効果は絶大だろう。カタールで散った選手や首脳陣、スタッフたちに拍手を送りたい。

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