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【AI予想】今週のWINNER ワールドカップ ピックアップマッチ 日本―クロアチア

2022 12/5 06:00SPAIA編集部
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2022年12月5日 ノックアウトステージ・ラウンド16 日本―クロアチア AI予想

2022年12月5日 ノックアウトステージ・ラウンド16
日本―クロアチア
☆その他ホーム勝利 19.23%
 1-0 9.62%
 0-0 9.62%
 0-1 9.62%
 2-0 7.69%
 1-1 7.69%
 1-2 7.69%
 その他アウェイ勝利 7.69%

WINNER予想のポイント

日本:3戦で手駒を多く使い体力面でアドバンテージ。前半から主導権を握りにいく?
クロアチア:先発を固定して攻守に安定。その分、主力選手の疲労が残り体力面で不安


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前半にパスワークでクロアチアの体力を奪う新プランで、日本が後半にゴール量産!?

日本史上初の2大会連続16強入りを果たしたサムライブルーの前にそびえる次の壁は、前回大会準優勝国クロアチア。FIFAランクは12位(日本は24位)と格上ながら、ドイツ、スペインに比べると中堅国の印象が強い。

しかし、今回のW杯を見る限り、非常に均整のとれた好チームだ。平均ボール支配率は47%(日本は28%)と適度にボールを握り、1トップのポストプレーを起点にサイドバックも絡んで両翼から崩す。さらに、中央からは司令塔ルカ・モドリッチとチェルシーのドリブラー、マテオ・コバチッチらが攻め立てる。守備は前からプレスを仕掛けず、かといって自陣に引きこもらず、相手を見て臨機応変に対応。3試合で1失点と手堅い。

そのモドリッチ(37歳)とコバチッチ(28歳)にアンカーのマルセロ・ブロゾヴィッチ(30歳)を加えた3人は、前回大会と同じ中盤のトライアングルを形成。4人が並ぶ最終ラインは俊英CBヨシュコ・バルディオル(20歳)を筆頭に20代の3選手が担うなど、年齢構成のバランスもいい。

グループステージ3戦の先発は、2戦目に3トップの一角を変更しただけで、あとは同じ顔が並ぶ。完成度という点ではドイツ、スペインよりも上のリアル強国なのだ。

そんな難敵との一戦でAIが予想した最高確率のスコアは、日本が4点以上を決める「その他ホーム勝利」(システム上「ホーム」が日本、「アウェイ」がクロアチアの扱い)。勝つことだけに注力するならば、ドイツ、スペイン戦同様に前半は守りを固め、後半勝負の流れに持ち込むのが最善のはず。だが、それで「4点以上」を挙げるのは非現実的、AIは別の勝利の青写真を描いているようだ。

先述の通り、クロアチアの先発がほぼ固定化されていることに関わるのではないか。初戦から中3日の連戦の4戦目となるこの試合、クロアチアはGK以外の5人が3戦フル出場しており、疲労の蓄積が相当あると思われる。大ベテランのモドリッチも対カナダ(4-1)の後半41分に退いただけで、ほぼ3試合フルに戦った。さすがに大黒柱も体力的にきついのでは…。

一方、総力戦で臨む日本はこれまでGK以外で16人の選手を使い、3戦フル出場は吉田麻也と板倉滉(累積警告でクロアチア戦は出場停止)の2人だけ。また、コスタリカ戦での“半ターンオーバー”で主力を温存したことが、ここにきて活かされそうだ。

試合でのポイントは前半から主導権を握り、幅広くパスを回して相手を走らせ、いかに体力を削れるかどうか。それで後半クロアチアの足が止まったら、交代枠を活用し、猛攻のスイッチを入れてゴールに畳みかける。これが体現できればAIの予想通り、史上初のベスト8を大量点で飾れるかもしれない。

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