「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

サッカードイツ代表の歴代ワールドカップ成績、16大会連続8強の輝かしい歴史

2022 11/23 11:00SPAIA編集部
ドイツ代表FWトーマス・ミュラー,Ⓒゲッティイメージズ
このエントリーをはてなブックマークに追加

Ⓒゲッティイメージズ

日本、スペイン、コスタリカと同組

ワールドカップカタール大会で熱戦が続いている。2014年ブラジル大会以来8年ぶり5度目の優勝を狙うドイツは、グループEで23日16時(日本時間22時)から日本、27日22時(日本時間28日4時)からスペイン、12月1日22時(日本時間2日4時)からコスタリカと戦う。

18大会連続20回目の出場となったドイツ。これまでのワールドカップ成績は以下の通りとなっている。

1934年イタリア大会:3位
1938年フランス大会:1回戦敗退
1954年スイス大会:優勝
1958年スウェーデン大会:ベスト4
1962年チリ大会:ベスト8
1966年イングランド大会:準優勝
1970年メキシコ大会:3位
1974年西ドイツ大会:優勝
1978年アルゼンチン大会:2次リーグ敗退(ベスト8)
1982年スペイン大会:準優勝
1986年メキシコ大会:準優勝
1990年イタリア大会:優勝
1994年アメリカ大会:ベスト8
1998年フランス大会:ベスト8
2002年日韓大会:準優勝
2006年ドイツ大会:3位
2010年南アフリカ大会:3位
2014年ブラジル大会:優勝
2018年ロシア大会:1次リーグ敗退

2014年大会でブラジルに7得点圧勝し、4度目優勝

1930年の第1回ウルグアイ大会は不参加だったが、1934年イタリア大会に初参加して3位。初優勝は西ドイツとして出場した1954年スイス大会だった。決勝でハンガリーに3-2で勝利し、復興途上の国民が沸いた。

2度目の優勝は自国開催となった1974年大会だった。1次リーグで東ドイツに敗れた西ドイツは2次リーグを3連勝で突破し、決勝でヨハン・クライフを擁するオランダと対戦。フランツ・ベッケンバウアーを中心に2-1で勝利し、5大会ぶりに頂点に立った。

1982年スペイン大会、1986年メキシコ大会と2大会連続準優勝に終わった悔しさは1990年イタリア大会で晴らした。ベッケンバウアー監督が率いる西ドイツは決勝でマラドーナを擁するアルゼンチンと激突。PKによる1点を死守して3度目の優勝を果たした。

4度目の優勝は2014年ブラジル大会。準々決勝でフランスを1-0で下すと、準決勝は開催国ブラジルになんと7-1で圧勝した。決勝でもアルゼンチンとの激闘を制し、東西ドイツ統一後初優勝。さらに南米開催の大会で欧州勢としても初優勝となった。

前回ロシア大会で惨敗…連続ベスト8以上は16大会でストップ

ドイツは1954年スイス大会から2014年ブラジル大会まで16大会連続でベスト8以上に進出。2002年日韓大会から2014年ブラジル大会まで4大会連続3位以上に入るなど抜群の安定感を誇った。

それだけに前回2018年のロシア大会でのグループステージ敗退はショッキングだった。スウェーデンには勝ったもののメキシコと韓国に敗れて1勝2敗。2得点、4失点でグループFの最下位だった。

屈辱的な惨敗を喫したドイツはカタール大会への意気込みは相当だろう。ヨーロッパ予選は9勝1敗、36得点4失点の圧倒的な成績で突破。セルジュ・ニャブリらタレントが豊富で、2014年大会優勝に貢献したトーマス・ミュラーやGKマヌエル・ノイアーも健在だ。

カタール大会で優勝すればブラジルに並んで最多の5度目。王座奪還を狙うドイツの戦いぶりに注目だ。

【関連記事】
サッカーワールドカップ歴代優勝国と得点王、決勝スコア、優勝回数ランキング
サッカードイツ代表得点ランキング、トーマス・ミュラーはTOP5入り目前
サッカーワールドカップカタール大会の放送予定、テレビ中継は3局のみ