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サッカーの歴代オリンピック日本代表とオーバーエイジ枠一覧

2020 6/25 06:00SPAIA編集部
北京五輪の日本代表Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

「マイアミの奇跡」起こした西野ジャパン

1年延期が決まった東京オリンピック。FIFA(国際サッカー連盟)は原則23歳以下としているサッカー男子の出場資格について、上限を24歳以下に引き上げることを決めている。つまり、現在のU-23代表メンバーが、そのままスライドして来年の東京五輪に出場することが可能となった。

いずれにせよ、1年延びたことで森保一監督はオーバーエイジ(OA)枠も含めたメンバー選考に猶予を与えられたことになる。OA枠で大迫勇也(ブレーメン)や柴崎岳(デポルティボ)、あるいは本田圭佑(ボタフォゴ)は招集されるのか、直前まで議論が尽きることはなさそうだ。

では、過去のオリンピック代表メンバーはどのような構成だったのだろうか。オーバーエイジ枠が新設されたアトランタ五輪以降を振り返ってみたい。

アトランタ五輪日本代表


西野朗監督はオーバーエイジ枠を使用せず、23歳以下のメンバーのみで戦った。グループDに入った日本は初戦のブラジル戦で伊東輝悦が決めた1点を守り切り、大番狂わせの勝利。「マイアミの奇跡」と語り継がれる日本サッカー界の貴重な1ページだ。

しかし、続くナイジェリア戦に0-2で敗れ、ハンガリーには3-2で勝ったものの得失点差で及ばず、決勝トーナメント進出を逃した。優勝はナイジェリアだった。

シドニーではベスト8進出もアテネ、北京は予選敗退

2000年のシドニー五輪は、2年後の日韓共催ワールドカップで日本をベスト16に導くフィリップ・トルシエ監督が指揮。オーバーエイジ枠ではGK楢崎正剛、DF森岡隆三、MF三浦淳宏がメンバー入りした。

シドニー五輪日本代表


グループDに入った日本は、初戦で高原直泰が2ゴールを決めて南アフリカに2-1で逆転勝ち。2戦目のスロバキア戦も中田英寿と稲本潤一がゴールを決め、2-1で勝利を収めた。3戦目はブラジルに完封負けしたものの、予選リーグ2位で決勝トーナメントに進出した。

準々決勝のアメリカ戦は柳沢敦と高原直泰がゴールを決めたものの、PK戦で敗退。メダルには届かなかった。優勝はカメルーンだった。

山本昌邦監督に率いられたアテネ五輪では、GK曽ヶ端準とMF小野伸二の2人がオーバーエイジ枠でメンバー入りした。

アテネ五輪日本代表


グループBに入った日本は、初戦のパラグアイ戦で小野伸二が2ゴール、大久保嘉人が1ゴールを決めたが、3-4で敗戦。続くイタリア戦でも先制され、阿部勇樹と高松大樹のゴールで追い上げたが、2-3で敗れた。最終戦は大久保嘉人のゴールでガーナを破ったが、予選リーグ敗退となった。優勝はアルゼンチンだった。

反町康治監督が指揮を執った北京オリンピックではオーバーエイジ枠は使用しなかった。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、内田篤人、長友佑都、吉田麻也ら後にA代表で主力となるメンバーが揃っていた。

北京五輪日本代表


グループBに入った日本は、初戦のアメリカ戦に0-1で完封負け。続くナイジェリア戦も豊田陽平の1ゴールのみで1-2で落とし、3戦目のオランダ戦も0-1。3戦全敗といいところなく、予選リーグ敗退となった。優勝はアテネに続いてアルゼンチンだった。

ロンドンはベスト4入りもリオは決勝トーナメント逃す

ロンドン五輪で指揮を執った関塚隆監督はオーバーエイジ枠でDF徳永悠平、DF吉田麻也をメンバーに入れた。

ロンドン五輪日本代表


グループDに入った日本は、初戦のスペイン戦で大津祐樹がゴールを決め、1-0で好スタート。続くモロッコ戦も永井謙佑のゴールで1-0、3戦目のホンジュラスとはスコアレスドローで2勝1分けとし、予選リーグを1位で突破した。

準々決勝のエジプト戦。日本は永井謙佑が先制ゴールを奪うと、後半に吉田麻也と大津祐樹も当店を奪い、3-0で快勝。1968年のメキシコ五輪以来44年ぶりの準決勝進出を決めた。

メダルの期待が高まった準決勝。日本は大津祐樹のゴールで先制したが、メキシコに逆転を許し1-3で敗れた。さらに3位決定戦でも韓国に0-2で敗れ、4位となった。優勝はメキシコだった。

リオデジャネイロ五輪では、手倉森誠監督がオーバーエイジ枠をフル活用。DF藤春廣輝、DF塩谷司、FW興梠慎三がメンバーに名を連ねた。

リオデジャネイロ五輪日本代表


グループBに入った日本は、初戦のナイジェリア戦で興梠慎三、南野拓実、浅野拓磨、鈴木武蔵がゴールを決めたものの5点を失い、4-5で敗戦。続くコロンビア戦は浅野拓磨と中島翔哉のゴールで引き分けに持ち込み、3戦目は矢島慎也のゴールでスウェーデンに1-0で勝利したが、予選リーグ3位で敗退した。決勝でドイツをPK戦の末に退けた開催国・ブラジルが初優勝を飾った。

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