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ボート競技で知っておきたい名選手たち

2016 12/16 11:07
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Photo by f11photo / Shutterstock.com

さまざまな種目があるボート競技では、オリンピックで大量にメダルを獲得する選手が多く見られます。 今回は、そんな名選手をご紹介します。 また、メダルに縁のない日本でも、世界選手権などで活躍している選手も多くいます。 あわせて、知っておきたい日本の名選手もご紹介します。

英国史上最高の五輪選手!スティーヴ・レッドグレーヴ

これまでオリンピックで金31、銀24、銅13と合計68個ものメダルを獲得しているイギリス。今日ではドイツと2強と称されるイギリスの名選手が、スティーヴ・レッドグレーヴ選手です。
彼は、1984年のロサンゼルスオリンピックから2000年のシドニーオリンピックまで、5大会連続で金メダルを獲得。世界選手権でも、金10、銀2、銅1の合計13個のメダルを獲得。特に、舵手なしペアを得意種目としています。オリンピックでの5大会連続の金メダル獲得という記録は世界中で5人しかおらず、イギリスにおいては唯一の選手。イギリス史上最高のオリンピック選手とも称されています。 2
000年に現役を引退しましたが、2012年のロンドンオリンピックでは聖火ランナーを務めたり、スポーツ番組で取り上げられるなど、今でもボート界のアイコンとして存在しています。

五輪での金メダル獲得はボート競技界最多!エリサベタ・リパ

かつてオリンピックで、1996年のアトランタ、2000年のシドニー、2004年のアテネとエイトで3連覇を達成したルーマニア。女子選手の活躍が目立つことで有名な国ですが、その中でもエリサベタ・リパ選手は、オリンピックで獲得したメダルが、金5、銀2、銅1の合計8個にのぼり、ボート競技において男女合わせて最多の金メダル獲得数を誇ります。
特にボート競技の種目スウィープとスカルの両方での金メダル獲得は、これまであまり例を見ないこと。現在は、ルーマニアのスポーツ大臣を務めています。
オリンピック3連覇以降、落ち込んでいたルーマニア女子チームですが、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは女子エイトで銅メダルを獲得。最近かつての強さを取り戻しつつあるルーマニアの強さの要因として、彼女の存在があるのかもしれません。

東京五輪に期待!中野紘志

日本ではまだまだメジャーな存在ではないボート競技。その中でも期待されている選手が、中野紘志選手です。
2016年のリオオリンピックでは、軽量ダブルスカルで大元英照とペアを組んで出場。アジア・オセアニア大陸予選で2位入賞という成績で臨んだ大会ですが、本大会では決勝進出、15位という結果に終わりました。
中野選手は、石川県出身。一橋大学入学と同時にボート部に所属して競技人生をスタート。2009年にチェコで開催された世界U23ボート選手権では、男子軽量級舵手無しフォアで銀メダルを獲得。この大会における日本初のメダル獲得となりました。
卒業後は、NTT東日本に入社。現在は新日鐵住金に所属し、茨城県のスポーツ専門員を務めています。

日本でボート選手と言えばこの選手!武田大作

日本のボート競技の第一人者として知られているのが武田大作選手。愛媛県出身の彼のボートスキルは瀬戸内海で鍛えられました。
全日本選手権では1997年の男子シングルスカルで優勝して以来、7年連続など合計11回と史上最多優勝記録を保持。2000年の世界選手権では軽量級クォドルプルで優勝を果たしました。シドニーオリンピックでは軽量級ダブルスカルで、日本ボート初の決勝進出となり6位入賞。2004年のアテネオリンピックでも6位入賞で、3位ギリシャと1秒差と惜しくもメダルに届きませんでした。
日本のボート選手では、この6位入賞がオリンピックの最高記録となっています。

異色の経歴を持つ五輪選手!小日向謙一

小日向謙一選手は、大学院生時代に全日本選手権、全日本大学選手権、全日本軽量級選手権の史上初の3冠を達成した選手として知られています。1994年の世界選手権では、杉藤洋志選手とペアを組み、軽量級ダブルスカルに出場。アジア大会でも今大会唯一となる3大会ぶりの金メダル獲得を果たしました。
また、異色の経歴を持つ選手としても有名です。歯学部を卒業し、歯科医師免許と博士号を所持しているのです。1996年のアトランタオリンピックでは男子軽量級ダブルスカルに出場して15位に終わりましたが、歯科医師免許と博士号を所持する選手のオリンピック出場は日本で初めてとなりました。

まとめ

ボート競技は海外ではメジャーな存在ですが、日本ではあまり知られていないスポーツです。 しかし、着実に世界レベルで活躍する選手が増えています。 2020年に地元・東京でオリンピックを控えることもあり、日本人選手の活躍に期待したいですね。

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