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伝統のある「ボート競技」の歴史をご紹介

2016 12/16 11:07
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Photo by Ivan Smuk / Shutterstock.com

あなたはボート競技の歴史についてご存知でしょうか? ボート競技の歴史はとても古く、紀元前にまでさかのぼります。 この記事では、ボート競技の歴史を中心にご紹介します。

ボート競技の歴史

ボート競技の歴史はとても古く、紀元前1400年頃にはエジプトの石碑にスポーツとしてボート競技が実施されていたという記載があったそうです。また、13世紀頃にベネチアの祭りで開催されたボートレースの大会名「レガッタ」は、現在でも使われている名称です。
近代では、19世紀頃にイギリスで賭け事の一環として行われていたボートレースによって、ボート人気が高まったと言われています。オリンピックでは、1900年の第2回パリ大会から採用されています(女子は1976年のモントリオール大会から)。

ボート競技の種類

ボート競技は、ローイング、漕艇、端艇、競漕など、さまざまな呼び方が存在しています。
競技の種類は、大きく分けると、大き目のオールを1人で1本持って漕ぐスウィープ種目と、小さ目のオールを1人で2本持って漕ぐスカル種目の2つがあります。そこからさらに、舵手つき種目、舵手なし種目、また乗員数によって、エイト、フォア、ペア、シングルスカルなど、細かく種類が分かれます。
距離は、国際大会では通常2000mで開催されますが、日本では直線の確保が困難な場合が多いため、1000mという距離で開催されることが多くなっています。

競技人口

ボート競技は、日本ではドラマや漫画で取り上げられて注目が集まったこともありましたが、競技人口は依然として少ない状態が続いています。イギリスなどの欧米諸国から広まった背景もあり、欧米諸国では人気の高いスポーツです。
国際大会でも、欧米諸国が表彰台を独占するケースが珍しくありませんが、近年では女子種目において中国の選手の躍進も見られるようになりました。少しずつではありますが、世界のさまざまな地域へ普及しているようです。

ポジションの種類

ボート競技には、以下のようなポジションがあります。

  • バウ…船首付近に座る漕手で、進行方向と逆を向いており、漕手に指示を出したり鼓舞したりするなど、技術的役割が求められます。
  • ミドルクルー…「エンジンルーム」と言われるほど、体力的に最も優れた人が配置される場合が多いです。ストロークとバウの間に配置します。
  • ストローク…バウとは対称に、船尾付近に座る漕手です。オールのコントロールなど、経験がものをいうポジションです。
  • コックス…最後尾に乗り、舵を操作する選手です。スパートの合図を出すなど、リーダー的な役割も求められます。

ボート競技の大会

ボート競技の最高峰はオリンピックと言われることが多いです。オリンピックでは14種目、世界ボート選手権では23種目が実施されます。
日本では、大学でのボート競技が盛んで、全日本選手権ともなると80校ほど出場することもあります。他の試合で有名なものとしては、早稲田大学と慶應義塾大学の伝統対校試合「早慶レガッタ」があります。他にも、名古屋大学と大阪大学の対校競漕大会「名阪戦」や、九州などで対抗戦が行われることもあり、大学でのボートへの注目度は比較的高くなっています。

まとめ

今回は、ボート競技をご紹介させていただきました。 ボート競技は、日本でこそ注目度はそれほど高くありませんが、欧米諸国での人気は高い競技です。エイトでのスピード感などは、初めて実際に観戦すると驚くことでしょう。 ぜひ、あなたも一度ボート競技をご覧になってみてください。

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