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【Road to Derby 2018】クラシック注目馬・牡馬編①

ダノンプレミアム 朝日杯FS
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ⒸJRA

朝日杯FS王者 ダノンプレミアム

2015年4月3日、北海道新ひだか町にあるケイアイファームにて、生を受けたダノンプレミアム。父は言わずとしれた名種牡馬ディープインパクト、母はインディアナギャル。ケイアイファーム生産馬の多くは、同牧場が母体となって運営している一口クラブ「ロードサラブレッドオーナーズ」にて募集されることが多いが、同馬は株式会社オービック代表取締役会長 野田順弘氏の資産管理会社「ダノックス」によって購買された。

新進気鋭の栗東・中内田充正厩舎に委託され、2歳を迎えた2017年6月に阪神競馬場 芝1800m戦でデビュー。好スタートを切ると、2番手からレースを進めて後続に0.7秒の差をつけて完勝。休養をはさんで2戦目に選ばれたのは東京1600mで争われたサウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)。デビュー戦と同じく道中2番手から強い競馬を見せ、1.33.0のレコード勝ちを収め、一気にクラシック最有力候補に名乗りをあげた。
迎えた12月17日、2歳馬の有力馬が多数出走するGⅠ、朝日杯フューチュリティーステークスでは3番手から抜け出し、後続に影をも踏ませぬ強さを見せて優勝。実力の違いを見せつけた。

先行して押し切るという競馬で強さを見せているが、同馬は大きいストライドで走るのが特徴。阪神外回りコース、東京コースと直線が長く広いコースでしか走った経験がないため、皐月賞(芝2000m)が行われる中山競馬場の小回りコースに対応できるのかが、鍵となるだろう。次走は3月4日(日)中山競馬場で行われる皐月賞トライアル、弥生賞(GⅡ・芝2000m)に出走を予定しており、その走りが注目される。

ホープフルS覇者 タイムフライヤー

タイムフライヤー ホープフルS

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2015年2月1日、北海道白老町にある社台コーポレーション白老ファームで生産されたタイムフライヤー。父は現役時代、有馬記念でディープインパクトを破ったハーツクライ、母はタイムトラベリング。近親には2004年のジャパンカップダート(GⅠ)で優勝したタイムパラドックスがいる血統だ。社台グループの一口クラブ「サンデーサラブレッドクラブ」にて、1口65万円(全40口)で募集された。

タニノギムレットとキングカメハメハ、2頭の日本ダービー優勝馬を管理し、ハードトレーニングを課すことでも知られている栗東・松田国英厩舎に入厩。2017年8月新潟競馬場で出走したデビュー戦では、上がり3ハロン32.6秒の末脚を繰り出すも、惜しくも2着となる。
しかし続く2戦目で初勝利をあげると、3戦目の萩ステークス(京都競馬場・芝1800m)では雨の降る中、後方で脚をため、直線で追い出されると後続に4馬身の差をつけて優勝。素質の片鱗を見せつけた。続く京都競馬場で行われたラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(GⅢ・芝2000m)では、先行する器用さを見せるも2着に惜敗した。
迎えた5戦目、松田調教師が「皐月賞と同じ舞台なので、オーナーに無理を言って使った」という、中山競馬場の芝2000mのGⅠホープフルステークス。後方2番手からレースを進める形になったが、3コーナー過ぎから位置取りを上げて豪快に差し切っての優勝。調教師の期待に見事に答えてみせた。

ホープフルステークスでは後方から豪快なレースを見せたが、先行する器用さも持ち合わせており、中山コースへの適性が高いことは証明済みだ。またデビュー戦では速い上がりの競馬にも対応していることから、松田調教師3度目の日本ダービー制覇への期待も膨らむ。現時点で次走は未定となっているが、“マツクニ流”のハードトレーニングによって更なる進化が期待できそうだ。

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