実力馬に印集まる
9日、東京競馬場で行われる東京新聞杯(GⅢ・芝1600m)。過去の勝ち馬を見るとローレルゲレイロやインディチャンプなど、のちにGⅠを勝った馬も多い。今年もブレイディヴェーグやボンドガール、ジュンブロッサムなど実力のある馬がそろった印象だ。激戦が予想されるなかで、SPAIA予想陣3人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
本命は満場一致でブレイディヴェーグ。同馬を指名した東大ホースメンクラブは「前走マイルCSは初の1600m戦も2着とはタイム差なしの4着。前半800m45秒7という厳しいペースにしっかり対応しており、及第点と言える内容」と述べた。続けてのマイル戦だが、「先行馬が手薄でスローペースが予想されること」や「前走で中団につけたこと」を評価し、軸に最適とみている。
対抗印もボンドガールに一点集中した。未だに新馬戦の1勝しかしていないが、その舞台は今回と同じ東京芝1600mだった。サウジアラビアRC2着の実績もあり、久々のマイル戦でも問題はない。NHKマイルCの時のような致命的な不利がなければ、堅実に走る。
3番手以下も皆似たような名前が並んだ。ジュンブロッサムは東京マイルのGⅡ富士Sでソウルラッシュやセリフォスを倒した強豪。マイルCSでは後方に沈んだが、巻き返しても不思議はない。サクラトゥジュールは昨年の覇者で、1枠1番は昨年と同じ。当時と同じR.キング騎手とともに連覇を狙う。
AI予想エンジンKAIBA
◎ブレイディヴェーグ
◯ボンドガール
▲オフトレイル
△ジオグリフ
×ジュンブロッサム
東大ホースメンクラブ
◎ブレイディヴェーグ
◯ボンドガール
▲ジュンブロッサム
△サクラトゥジュール
×ジオグリフ
坂上明大(血統分析)
◎ブレイディヴェーグ
◯ボンドガール
▲サクラトゥジュール
△セオ
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