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【AI予想回顧】イルーシヴパンサーが4連勝で東京新聞杯を制覇 本命2着も馬連的中

2022 2/7 17:00SPAIA編集部
イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

直線でのスムーズさが明暗を分ける

2月6日(日)、東京競馬場では東京新聞杯(GⅢ・芝1600m)、中京競馬場ではきさらぎ賞(GⅢ・芝2000m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想結果はどうだったのか振り返る。

春のマイル路線の大舞台にも繋がる一戦、東京新聞杯。AIは過去10年で4勝と活躍している牝馬に注目し、「斤量55kg」「4枠」という好データに該当するファインルージュが本命だった。

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トーラスジェミニが逃げ、2番手にケイデンスコールという隊列で前半800mが46.4で流れる中、ファインルージュは中団馬群からレースを進めた。

手応えよく直線に向いたが、馬群が密集していたうえに、後方にいた馬たちが外から伸びてきたためファインルージュは進路がなく、なかなか追い出すことができなかった。進路ができた残り200mからルメール騎手のアクションに応えて伸びたものの、追い出しが遅れたロスが響き2着までという結果だった。

対照的に道中13番手追走から直線では徐々に大外に持ち出され、ブレーキをかけることなく伸びたイルーシヴパンサー。上がり最速の33.1でファインルージュに1馬身3/4先着し、4連勝で重賞初制覇を飾った。

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3着には連覇を狙ったカラテが入ったが、こちらはAIの評価が低く無印。予想は▲◎で馬連のみが的中した。

上位争いには加われず

クラシックの登竜門とも言える注目の3歳重賞、きさらぎ賞。AIの本命は過去10年で4勝と勝ち方を知り尽くしている池江泰寿厩舎が送り出したフォースクエアだった。

朝にはコース一面が雪景色となった中京競馬場。その影響が残り、稍重の馬場状態でレースは行われた。伸び上がるような形でのスタートとなったフォースクエアは後方の一角を追走。直線では外へと持ち出されたが、上位争いには加われず勝ち馬から0.9秒差の6着に終わった。

平均ペースで流れたこともあり、ゴール前は中団より後ろからレースを進めたマテンロウレオとダンテスヴューが馬体を併せての追い比べとなったが、最後は横山典弘騎手騎乗のマテンロウレオがハナ差の大接戦を制した。

2着から1馬身1/2離れた3着も接戦となったが、逃げたメイショウゲキリンがしぶとく粘った。

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