3角から早め進出も
1月23日(日)中山競馬場ではAJCC(GⅡ・芝2200m)、中京競馬場では東海S(GⅡ・ダート1800m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAはこれら2重賞を的中させることはできたのだろうか。
AJCCで本命に推奨したのはオーソクレース。昨年ワンツーの「前走菊花賞組」、3年連続連対中の「ルメール騎手」騎乗と勢いのあるデータに期待した予想だった。
スタートしてややバランスを崩しかけたオーソクレースだったが、すぐさま立て直して6番手の外目からレースを進める。
逃げたのは船橋から参戦したキャッスルトップ。前半1000mの通過は1:01.2と決して速くはなかったが、3角手前で2番手にいたダンビュライトが徐々に差を詰めていったことで、先行集団も一団となって動いていった。
そうした中でオーソクレースは3角で3番手まで進出。直線に向いたところでは早くも先頭に並びかけたが、最後は伸びを欠き6着に敗れた。
ゴール前で豪快に大外から差し切ったのは、道中後方2番手からレースを進めたキングオブコージ。長期休養明けの近2戦は結果が伴わなかったが、叩き3戦目で久々の重賞制覇を飾った。
2着も同じく道中は後方待機だったマイネルファンロンが入った。ボッケリーニは先行するも3角で各馬が動いたところでじっと我慢、直線では最内から伸びてアサマノイタズラとの3着争いを制し、3連単は72万馬券となった。