1:06.0の日本レコード
先週末は7月4日(日)に福島競馬場でラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)、小倉競馬場ではCBC賞(GⅢ・芝1200m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのか、レース結果を振り返っていく。
小倉競馬場開設90周年という節目の日に行われたCBC賞。AIの本命はピクシーナイト。過去5年の夏の小倉開幕週、芝1200mで複勝率87.5%と驚異的な成績を残している福永祐一騎手が騎乗する点に期待した。
好スタートを切ったピクシーナイトだったが、内から押してハナに立ったのはファストフォース。そこにクーファウェヌスやビオグラフィーなども並んでいき、前半600mは32.3(11.6-10.0-10.7)というハイペースとなった。
それらを見る形で7番手からレースを進めたピクシーナイトだったが、開幕週らしく前が止まらない馬場状態。直線では内を突くロスのない競馬をしたものの、1/2馬身差届かず2着に終わった。
逃げ切ったファストフォースの勝ちタイムは1:06.0の日本レコード。前日にアグネスワールドが持っていた日本レコードが更新される超高速馬場だったが、それをさらに0.4秒も上回るタイムだった。3歳時にはJRAで勝利をあげられず、一度は門別へと転出。そこから戻ってきて5戦目、重賞初挑戦で見事な結果を残した。
予想は3着アウィルアウェイに印を回していなかったものの、×◎で馬連4,190円が的中した。