「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【AI予想回顧】ホープフルSは◎▲△で的中!有馬記念はハッピーエンドとなったか

2020 12/28 06:00SPAIA編集部
ホープフルSを勝ったダノンザキッドⒸSPAIA

ⒸSPAIA

クロノジェネシスが春秋グランプリ連覇

2020年のラストウィークとなった先週末の中央競馬。その締めくくりとなったのはグランプリ・有馬記念(GⅠ・芝2500m)。その前日には来年のクラシックを目指す2歳馬によるホープフルS(GⅠ・芝2000m)、スプリント〜マイル戦線で活躍する一線級が揃った阪神C(GⅡ・芝1400m)と3つの平地重賞が行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのか、振り返っていく。

有馬記念でAIが本命に推奨したのは、今回が引退レースとなったラッキーライラック。同レースでは逃げこそ残らないが「前走で4角2・3番手」だった馬が単回収率108%、複回収率93%というデータに着目。対抗以下はラヴズオンリーユー、カレンブーケドール、フィエールマン、オーソリティという印となっていた。

モズベッロ、キセキがスタートで出遅れ。最内枠からダッシュを決めて予想どおり先頭に立ったのはバビットだった。2番手にオーソリティ、好位にカレンブーケドールとフィエールマン、中団にラッキーライラックとラヴズオンリーユー、クロノジェネシスは後方から5頭目というポジション取りとなった。

淡々とレースは流れ、向正面へ。スローペースを嫌って残り1000mの標識を過ぎたあたりで後方にいたクロノジェネシスが進出開始し、その他の各馬も徐々に動き始める。4コーナーで逃げていたバビットが苦しくなり、その直後にいたフィエールマンが持ったままの手応えで先頭に立つ。

そこに外からクロノジェネシスが差を詰め、さらに大外から勢いよく伸びてくるサラキア。ゴール前は3頭による接戦となったが、ファン投票1位、単勝1番人気とともに支持を集めていたクロノジェネシスがクビ差凌いで勝利。宝塚記念に続いて、春秋グランプリ連覇を達成した。

2着は11番人気のサラキア、3着は2番人気のフィエールマンが入り、3連単は50,150円という配当となった。AIの本命、ラッキーライラックもジリジリと伸びてはいたものの、4着。2020年のラストをハッピーエンドで飾ることはできなかった。

ダノンザキッドが勝利

昨年はコントレイルが優勝し、その後3冠馬へと駆け上がった。クラシック戦線にも直結してくる重要なレースでAIが本命に推奨したのはダノンザキッドだった。ハイレベルの新馬戦を完勝、前走の東京スポーツ杯2歳Sは+24kgという馬体ながら勝利した内容を見ると、ここは通過点と見ていた。

対抗以下のアドマイヤザーゲ、オーソクレース、ヨーホーレイクと上位4頭はノーザンファーム生産馬。馬の能力が高いことはもちろんだが、その他の牧場で生産された馬の成績と比較すると圧倒的な数字を残していることが、こうした評価につながったのだろう。ノーザンファーム以外の生産で推奨したのは5番手評価のランドオブリバティのみだった。

押し出されるように先頭に立ったランドオブリバティが逃げる形に。印を回していた馬のポジションは、2番手のインコースにオーソクレース、その外にダノンザキッド、そこから1列後ろの6、7番手にアドマイヤザーゲ、さらに後ろにヨーホーレイクとなっていた。

前半1000mは1:01.9とゆったりとしたペース。さあ勝負どころの4コーナー……と思ったところ、先頭を走っていたランドオブリバティが逸走。そのまま外ラチに一直線、三浦騎手を振り落としてしまい、競走中止となってしまうアクシデントが起こった。

レースに目を移すと、直線に向いて堂々先頭に立ったのはダノンザキッド。内からオーソクレースも追い上げを見せるが、及ばず。3戦3勝という成績でGⅠタイトルを獲得した。3着にはヨーホーレイクが入り、予想は◎▲△で3連単5,560円が的中した。

距離短縮で復活したダノンファンタジー

昨年の春秋マイル王者インディチャンプが単勝1.5倍と断然の人気を集めていた阪神Cだったが、AIは阪神コース【3-1-1-0】で寒い時期に調子を上げるタイプでもあるフィアーノロマーノを本命に推奨した。

対抗はここにきて復調しており、1400mでは3戦して2着2回と好成績のステルヴィオ。そしてマイルCS5着以内からこのレースに挑んでくる馬は【1-1-1-8】と意外と振るわないこともあり、インディチャンプは3番手評価まで。以下、ジャンダルムとダノンファンタジーに印を回した。

揃ったスタートを切った16頭。そこからイベリスが押してハナを主張するが、ヤマカツマーメイドもぴったりとマークする形となる。印を回した馬ではジャンダルムが好位の4番手、その直後のインコースにダノンファンタジー、中団にフィアーノロマーノ、中団より後方にインディチャンプとステルヴィオが並んで追走するという展開だった。

直線に向いて粘るイベリスにダノンファンタジーが接近して残り200mを通過。外からはマルターズディオサも伸びを見せたものの、内のダノンファンタジーの脚色は最後まで鈍ることなく突き抜けた。近走は思ったような結果が出ていなかったものの、1400mへの距離短縮で見事に復活。昨秋のローズS以来となる重賞4勝目を飾った。

2着はマルターズディオサ、3着はインディチャンプ、本命のフィアーノロマーノは直線で弾けず9着という結果に終わった。


《関連記事》
【中山金杯】波乱の余地あり 穴候補は「前走3勝クラスないしGⅢ」「芝2000m以下出走の6歳馬」
【京都金杯】「500キロ以上の大型馬」「前走1400m」「前走後方」など 中京マイルで覚えておきたいデータとは
【有馬記念予想まとめ】フィエールマンは意外な低評価 SPAIA予想陣の印を分け合ったのは2頭

 コメント(0件)