36年ぶり五輪自力出場の「彗星JAPAN」まさかの事態
日本ハンドボール協会(JHA)は9日、男子日本代表「彗星JAPAN」のダグル・シグルドソン監督が男子日本代表監督から退任の意向が伝えられたと発表した。
ダグル・シグルドソン監督との契約期間はパリ五輪終了後までにもかかわらず、2月3日に突然本人より五輪の開催を待たずに男子日本代表監督を辞任し、他国の監督に就任したい旨の意向が伝えられたという。
シグルドソン監督は元アイスランド代表主将などを務め、2000年から日本リーグの湧永製薬でもプレー。2017年に男子日本代表監督に就任し、開催国として出場した東京五輪は11位に終わったが、パリ五輪には1988年ソウル五輪以来36年ぶりの自力出場を決めた。
JHAでは辞意を受け、契約に基づき適切に対応するとしており、後任の男子日本代表監督の選任について協議、検討している。「彗星JAPAN」がオリンピックイヤーにまさかの事態に直面した。
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