残り20秒で追いつかれる
11日からバーレーンで開催されている第21回ハンドボール男子アジア選手権で、日本代表「彗星JAPAN」は2戦目のイラク戦に臨み、28-28の引き分けで1勝1分けとなった。
日本は立ち上がりからリズムに乗れず、前半10分で初めてリードを奪い、15分には8-6と2点差付けるもすぐに追いつかれ、その後は取って取られての展開で前半を15-15で折り返した。
後半に入っても両チーム一進一退の攻防が続き、残り3分で彗星JAPANが2点差をつけたがイラクも1点を返す。残り1分で彗星JAPANの攻撃、ダグル監督がチームアウトを取ったが攻めきれず、パッシブプレーでイラクボールに。残り20秒でミドルシュートを決められて同点に追いつかれ、そのままタイムアップとなった。
16の国と地域が参加している男子アジア選手権で、日本はサウジアラビア、イラク、インドと同組。予選各グループ上位2チームがメインラウンドに進出し、メインラウンドは各4チームの2グループに分かれ、各グループ上位2チームが準決勝へ進出する。
今大会の上位4チームに2025年1月にクロアチア、デンマーク、ノルウェーで開催される第29回世界選手権への出場権が与えられる。次戦、日本は15日19時(日本時間)からメインラウンド進出をかけてインドと対戦する。
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