コロナウィルス感染拡大の影響で在宅時間増か
現在、新型コロナウィルス感染拡大の影響で外出を控え、練習不足になっているゴルファーは多いだろう。一時的に休業しているゴルフ練習場も多く、上達のための取り組みがしにくい状況だ。
そこで自宅で簡単にできる練習方法を紹介する。自宅でできるスイング練習もあるが、今回は練習グッズを使ったパッティング練習だ。
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自宅でパッティング練習する時は、床がカーペットであれば床の上でも良いが、パターマットを用意できると良い。それも、カップ(穴)がありカップの手前が上っているタイプのものではなく、傾斜の無いフラットなタイプがおすすめだ。
傾斜のないフラットなタイプのものの方が、より実戦に近い環境下で練習することになり上達に繋がりやすい。カップなどターゲットにするものは別に用意する必要があるが、置くタイプのカップがなくても自宅にある適当なものを置いてターゲットとするだけでもよい。
なぜなら、カップに入れることを目的とした練習ではなく、パッティングに必要な動作やイメージ作りのための練習をすることが大切だからだ。
パッティングはゴルフの中でも小手先だけのクラブの操作で良いという印象を持たれがちだが、体幹や下半身の使い方が重要になる。もしバランスクッションを複数お持ちだったら、おすすめしたいのがバランスクッションに乗ってストロークをするという方法だ。
バランスクッションを2つ用意し、左右の足それぞれをバランスクッションに乗せてストロークする。これで正しいストロークに必要な下半身の安定のさせ方や、体幹の使い方を体感できる。
そして、バランスクッションから降りて打つ時に、バランスクッションに乗ってストロークした時の状態をイメージする。それを反復することで、より安定感のあるストロークに近づくことができる。
パッティング練習用のバランクッション(パッティングディスク)もあるので、本格的に練習するならそちらを使ったほうが良いだろう。
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両脇と胸でスティックや棒などを挟んでストロークするのも良い。小手先に頼らず胸郭まわりの筋肉を使ってのストロークを体感できるはずだ。使用するスティックや棒は、できるだけ重心が偏っていないものの方が良いが、なければゴルフクラブで代用しても良い。この練習と先に紹介したバランスクッションに乗っての練習を同時にするのも効果的だ。
身体に対してのボールの位置など、アドレスを安定させるために効果的なのがパッティングミラーを使った練習だ。パッティングミラーはミラーの上にボールを置くことができるように作られており、上からのぞき込むと目とボールの位置関係を確認することができる。基準のボール位置は両目ラインの真下。基準通りの位置関係でアドレスすると、両目ラインとボールが重なって見える。
パッティングミラーがなくても、有る時と同じアドレスをすみやかに決められるように反復練習をしたいところだ。
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ターゲットに入れたり、当てたりすることを主目的とした練習よりも内容に焦点を当てて練習をしたい。上記のようなグッズを使わなくても、前後左右の体重配分や手の位置、リズムやテンポの確認など取り組みようはある。好きなツアー選手のパッティング時のアドレスに入る前のルーティーンを真似してみるのも良い練習だ。
練習場で練習できなくなってしまったゴルファーはこの機会に自宅でパッティングのスキルアップを目指してみてはどうだろうか。新たな発見があるかもしれない。
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