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eSPORTS先進国アメリカの大会を取材!~拡大し続ける世界の市場規模

2018 3/4 09:58SPAIA編集部
闘会議2018
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eSPORTSというとまだ日本では馴染みが薄いが、先日開催された「闘会議2018」でも会場に赴くと熱狂的なファンの存在を確認することができた。来場者数は前年から5.7%増加し7万2千425名となり、さらにネットでの視聴者総数は513万1千820人にのぼった。
 しかしながら依然日本では認知度が高いとは言えず、これからの発展が期待されるeSPORTS。一方、先進国ではすでに正式なスポーツ競技としてeSPORTSを扱う国も増えてきている。今回SPAIA編集部ではアメリカで開かれた「MIT Sloan Sports Analytics Conference」で行われたeSPORTS大会を取材した。

ボストンの著名大学が対決するeSPORTSゲーム開催!

2月23日からアメリカのボストンで開催された「MITSloanSPORTSANALYTICSCONFERENCE」でもNLBやMLBと同じようにeSPORTSが取り扱われた。
むしろ、注目度でいえばeSPORTSが従来のスポーツを凌駕していたと言えるかもしれない。

伝統的なボストンの大学であるハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の2校が同カンファレンスを舞台に試合を行った。ハーバード大学のESPORTSアソシエーション対MITエンジニアによる接戦だ。

ボストンの著名大学が対決するeSPORTSゲーム開催!

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SPAIA編集部は、試合直前に出場者であるハーバード大学のJennifer Tuさんに意気込みを聞くことができた。

「MITエンジニアとの試合に勝つ自信はありますか?」
「はい。私たちは対戦相手のMITエンジニアについて事前に調べました。技術で負ける気がしません。」

Jenniferさんいわく、大学の勉強の傍ら、剣道などのスポーツと同じようにeSPORTSを楽しんでいるという。対面で集まって練習したり作戦を練ったりすることもあるが、オンラインで気軽に集まれるのもeSPORTSならではと楽しそうに語る。

リーグ・オブ・レジェンドでの対決

リーグ・オブ・レジェンドでの対決

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eSPORTSを代表する世界的ゲームの一つ「リーグ・オブ・レジェンド」の対戦も行われた。5対5で競い合い、試合は3回行われる。2回目までは各チームの学生3名で対戦し、それ以降はeSPORTS団体を運営するFlyQuest社のCEORyanEdens氏や、BrooklynNetsの人気バスケットボール選手JeremyLin氏ら2名のビジネスマン、スポーツ選手らが各チームに加わる。

リーグ・オブ・レジェンドでの対決

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試合は緊張感のあるムードを保ちつつ、選手たちの中から大きな笑い声が上がることもあった。試合模様としては、あまりにもRyanEdens氏が強いので、2回戦からはボストン大学側からハーバード大学側の助っ人に交代しつつ、さらなる盛り上がりを見せた。

3回戦からは学生だけの試合となり、MITエンジニアの激しいディフェンスを抑えながらハーバード大学ESPORTSアソシエーションが勝利を収めた。

リーグ・オブ・レジェンドでの対決

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近年増えているeSPORTSへの出資

アメリカでも注目度が高まるeSPORTS業界だが、最近興味深いニュースも公開された。VisionEsportsがEvolutionMediaから日本円にして約40億円の出資を受けたという。

VisionEsportsはチーム運営やスタッツ・ランキングを提供する企業、eSPORTS動画コンテンツ配信企業の3つから成り立っている団体だ。
これら3つの企業はeSPORTSのプロリーグを設立したり、試合のライブ放映イベントを開催している。
3社への出資額内訳は公開されていないが、あわせて総額107億円以上の企業価値があるといわれている。

eSPORTSは去年約740億円規模の業界になっており、2020年までには1600億円の規模に成長すると予想されている。

日本におけるeSPORTSの発展はこれからというところだが、すでにネットで気軽に試合のライブ配信を楽しめることから、他のスポーツ観戦と同じように身近な存在になっていくことが予想される。
eSPORTS業界発展のために、SPAIA編集部も貢献していきたい。

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