18日から開催のプロリーグでニューヨークストライカーズに所属
日本クリケット協会は男子日本代表キャプテンの門脇-フレミング・ケンデル(28)が日本人の男子選手として初めてプロ契約を結び、MAX60に出場すると発表した。
MAX60は8月18日~25日にカリブ海に浮かぶケイマン諸島で開催されるプロリーグで、世界中から集ったスター選手が5チームに分かれてT10形式で対戦する。
ニューヨークストライカーズに所属することが決まった門脇-フレミングは「MAX60の第1回大会に日本を代表して出場することができ、とても興奮しています。Sunil Narine選手のようなトップ選手と共にプレーし、David Warner選手やDwayne Bravo選手のようなスーパースターと対戦できる機会は貴重な経験になります。プロを目指す他の日本人選手をインスパイアできるよう頑張りたいと思います」と意気込んでいる。
門脇ーフレミングは日本人の母とオーストラリア人の父の間に生まれ、学生時代はオーストラリアでプレー。2022年に日本代表に初選出され、27試合出場で通算1089得点をマークしている(T20I形式で世界で史上3番目の速さとなる25イニングで通算1000ラン達成)。
日本クリケット協会がスター選手の育成を目指して導入した「開花タレント育成プログラム」の第1号として認定され、より高いコミットメントでクリケットに打ち込めるよう支援を受けている。クリケットは2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技に決まっており、これから注目度が高まっていきそうだ。
【関連記事】
・クリケットの歴史、元プロ野球選手も参戦する日本代表の実力は?2028年ロス五輪で128年ぶり復活
・【クリケット】山本-レイクと門脇-フレミングが258ランパートナーシップの世界記録を樹立
・【クリケット】男子U19日本代表がアジアカップ初出場決める、プレミアカップで3位