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プロボクシングのWBC・WBOスーパーバンタム級1位・井上尚弥（30＝大橋）が7月25日に東京・有明アリーナで同級王者スティーブン・フルトン（28＝アメリカ）に挑戦する。
試合まで1カ月半となり、井上は調整ピッチを上げている。アメリカからスパーリングパートナーとしてジャフェスリー・ラミドを招聘。ラミドはアマチュアの全米選手権で優勝し、プロ転向後も4月15日に韓国で元IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑に判定勝ちするなど11戦全勝を誇るホープだ。
「仮想フルトン」と手合わせしながら4階級制覇への方策を練っていく井上。バンタム級で4団体統一したスーパースターも、ノンタイトル戦を一度も挟まず、転級初戦でいきなり世界戦に臨むのは大きなチャレンジだろう。
ましてや相手は21戦全勝（8KO）の2団体統一王者。常に「相手を過大評価して臨む」という井上も、今回は最大限の敬意を払っているに違いない。
試合はNTTドコモが運営する映像配信サービス「Lemino」で独占無料配信される。現在、NTTドコモは抽選で30組60人に観戦チケットが当たるTwitterキャンペーンを実施中だ。
応募方法はLemino公式Twitterをフォローし、キャンペーン告知文（https://twitter.com/Lemino_official/status/1667335777469038593）をリツイート。応募期間は6月21日までとなっている。
最高値のSRS席22万円から最安値の指定E席でも1万1000円もするプラチナチケット。世界中が注目する井上尚弥には、それだけの価値があるということだ。当日は全てのパンチ、フットワーク、ディフェンスからフェイントに至るまで、あらゆる動きに目を凝らしたい。
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