大谷翔平の次回登板は準々決勝イタリア戦
第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)に出場している日本代表「侍ジャパン」が4戦全勝で1次ラウンド・プールBを1位通過した。16日に東京ドームで行われる準々決勝はプールAで2位に入ったイタリアと対戦する。
その準々決勝は大谷翔平が登板すると報じられた。エンゼルスのフィル・ネビン監督が今後の登板予定に言及。大谷は9日に行われた1次ラウンド中国戦で先発し、4回で49球を投げて1安打5奪三振無失点だった。
中6日となる16日の準々決勝は、球数制限が80球に緩和される。報道によると、エンゼルスに復帰後の24日パドレス戦に登板し、中5日で30日に行われるアスレチックスとの開幕戦に臨むという。
仮に準決勝以上に進出しても大谷が投手として登板することはなく、米マイアミで20日(日本時間21日8時)に行われる準決勝、21日(日本時間22日8時)に行われる決勝には打者に専念することになる。そう考えると、日本選手がスクランブル態勢で一丸となって臨んでいるWBCも、メジャーのシーズン開幕に向けたプラン通りに進められている現実が垣間見える。
ダルビッシュ「日本では後1試合は投げる可能性」
準々決勝の球数制限が80球となれば、大谷には5回、あわよくば6回まで投げることが期待される。気になるのは10日の韓国戦に先発したダルビッシュ有の次回登板だ。
韓国戦では先制2ランを浴びるなど3回で48球を投げて3失点。自身の公式ツイッターでは「まだ日本では後1試合は投げる可能性があるので、次の試合でやりたい事を明確にして次の数日を過ごしたいと思います」と書き込んでいる。
準決勝、決勝は米マイアミで行われるが、「日本では」と書いているということは準々決勝で登板する可能性があるのかも知れない。
もしかして、大谷からダルビッシュという日本の現役選手ではトップクラスの2人による豪華リレーが実現するのだろうか。大谷が登板した9日・中国戦の関東地区平均世帯視聴率が41・9%をマークするなど最高潮の盛り上がりを見せているWBC。「史上最強」侍ジャパンへの注目度はますます高まりそうだ。
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