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2019年プロ野球 去り行く戦士たちvol.7ヤクルト#25館山 昌平

2019 11/24 11:00データスタジアム
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ヤクルト・背番号25 館山昌平

今年も多くの引退発表があった2019年のプロ野球。引退者の中にはチームの主力として長年に渡り貢献を続けたレジェンド達も含まれた。ファンに愛され惜しまれながらもチームを去り行く戦士たちを紹介する。

館山昌平は神奈川の日大藤沢高時代、横浜高の松坂大輔と何度も投げ合った「松坂世代」。日大を経て2002年のドラフト3巡目でヤクルトに入団すると、サイドから繰り出すシュート、スライダーを武器に活躍した。

石川と“左右のエース”としてツバメの投手陣支える

3年目の2005年に開幕ローテーション入りを果たすと、プロ初勝利を含む10勝をマーク。08年からは5年連続で2ケタ勝利を達成するなど、同僚の石川雅規と“左右のエース”として長年ツバメの投手陣を支えた。

その後はケガに泣かされ、14年は一軍登板なしに終わるも、15年のシーズン途中に一軍復帰。1019日ぶりの勝利を含む6勝を挙げ、球団14年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。

引退試合では先発のマウンドに上がると、中日・大島洋平をセカンドゴロに打ち取り、17年間の現役生活に幕を下ろした。

1970~2019年ヤクルト:防御率ランキング

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通算防御率3.32は2019年に設立50周年を迎えたヤクルト球団で歴代4位の数字。再三にわたるケガを乗り越えた“不死鳥”は、多彩な球種と優れた制球力で、安定感抜群の投球を見せた。

通算成績1392回998奪三振 防御率3.32

■プロフィール
17年目 38歳 投手 2002年ドラフト3巡目 日大藤沢高-日大-ヤクルト

■通算成績
279試合 85勝 68敗 24ホールド 10セーブ 1392回 998奪三振 防御率3.32

※文章、表中の数字はすべて2019年レギュラーシーズン終了時点


企画・監修:データスタジアム

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