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魅惑のナックルボールを投げる投手は誰がいる?

2017 12/30 20:07cut
ピッチャー
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オールスターでのナックルボール!山崎康晃選手

横浜DeNAベイスターズの山崎康晃選手は、ツーシームを武器にしており、ストレートとツーシーム、そしてスライダーのほぼ3球種で打者を抑え込んでいる。しかし、通常は使うことのないナックルボールも操ることができるのだ。
2016年に横浜スタジアムで行われたオールスターゲームで球場全体からの「ヤスアキジャンプ」を背に受けて登場した山崎選手。捕手は帝京高校時代にバッテリーを組んでいた原口文仁選手だ。その2人が初球に選択したのは、シーズン中は滅多に使用することのないナックルボールだった。
ストライクを奪えたことに気を良くしたのか、2球目も同じく投じるが、今度はすっぽ抜けてしまった。わずか2球ではあるが、「夢の球宴」でナックルボールを投げ込んでインパクトを残した。

ナックルボーラーながら200勝達成!ティム・ウェイクフィールド選手

メジャーリーグでナックルボールといえばティム・ウェイクフィールド選手が有名な存在だ。1992年にピッツバーグ・パイレーツでデビューし、8勝1敗の成績を残して注目を浴びた。その後、1994年に戦力外となるが、1995年から所属したボストン・レッドソックスで才能が開花。4年連続2ケタ勝利を含む186勝を挙げ、パイレーツ時代と合わせて200勝を達成し、2011年に引退した。
ウェイクフィールド選手のナックルは、捕球できる選手が少なく、専属捕手としてダグ・ミラベリ選手がコンビを組んでいた。ミラベリ選手はレッドソックスから移籍した時期もあったが、代わりの捕手がナックルボールを捕球できないため、呼び戻されたほどだ。それほど不規則な変化をしていたということだろう。

サイヤング賞を受賞!R.A.ディッキー選手

ウェイクフィールド選手が引退後のメジャーリーグにおいて、ナックルボーラーと言えばR.A.ディッキー選手が挙げられるだろう。ディッキー選手は2001年にテキサス・レンジャーズでメジャーデビューし、数チームを移籍で渡り歩く。4チーム目となった2010年から所属したニューヨーク・メッツで好成績を残すようになる。
2010年にキャリア初の2ケタ勝利となる11勝をマークすると、2012年には20勝を挙げて230奪三振をマーク。投手にとって最高の栄誉であるサイ・ヤング賞を受賞した。その後、トロント・ブルージェイズへ移籍後も、2016年まで4年連続2ケタ勝利を記録するなど、活躍を続けている。2017年はアトランタ・ブレーブスと契約しており、新チームでの投球に期待が集まる。

まとめ

絶滅寸前のナックルボーラー。捕手が不規則な変化に対応できず、捕球できないということも、ナックルボーラ―が増えない原因の1つだ。 今後、ナックルボーラーは誕生するのだろうか。日米ともに新たな使い手の出現に期待がかかる。

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