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北海道日本ハムファイターズの歴代監督がチームに残したモノ


芝生に野球ボール

出典 https://www.daily.co.jp/

今や強豪のイメージが定着したファイターズの歴史を、もっと知りたいと思わないだろうか。
チームを築き上げてきた歴代監督の中から4人をピックアップし、彼らがチームに何を残したのか検証する。

大沢 啓二

大沢啓二は「大沢親分」の愛称で親しまれ、某テレビ番組のスポーツコーナーで「喝!!」「あっぱれ!!」とダメ出ししたり褒めたりする姿が印象的だった。
男気、一本槍、豪快なイメージが強い大沢監督だが、監督としてのチームを率いる手腕は確かなもので、監督としての通算成績は1547試合で725勝723敗99引き分け。これは勝率になおすと5割1厘になる。勝負の世界で1547試合もして勝ち越すのはたいへんなことだ。
そんな大沢監督が北海道日本ハムファイターズに残したモノ。それは、「必勝パターン」を持つことの大切さではないだろうか。
大沢監督の必勝パターンは、名投手・江夏豊が登場するまでのシナリオを作ること。江夏投手が在籍した3年間、ファイターズはまさに常勝軍団だった。

トレイ・ヒルマン

トレイ・ヒルマンは、ニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナーで11年間も監督経験を積んでいる。メジャーの実績をひっさげ、日本球界ではじめての外国人監督を務めた。
外国人監督ということで、何かと苦労することも多かったそうだが、ヒルマン監督が残した実績は圧倒的だ。2006年のリーグ制覇を皮切りに、44年ぶりの日本一、球団新記録となる14連勝達成など、目を見張る実績ばかりだ。
そんなヒルマン監督がチームに残したモノ。それは、「ファンサービスの大切さ」ではないだろうか。
2004年にチームが北海道へ本拠地を移した際、ファンサービスや地域密着への活動に積極的に取り組み、日本ハムファイターズが北海道日本ハムファイターズとして地元の人達に愛されるようになったのは、ファン思いのヒルマン監督あってのことだっただろう。

梨田 昌孝

梨田昌孝監督が球団に残したモノ。それは、北海道日本ハムファイターズの強いイメージの定着ではないだろうか。
前任のトレイ・ヒルマン監督からチームを任された梨田監督は、日本ハムファイターズの監督としてチームを4年間率いて戦う。
その間、リーグ優勝、クライマックスシリーズ進出などの成績を残し、在任4年のうち3年間はAクラス入りしている。この実績だけでも十分凄さが伝わるのだが、梨田監督の実績で特筆すべき点は他にある。 それは、在任4年間の間、すべて勝ち越してシーズンを終えていることだ。ファイターズの長い球団史の中で、これは梨田監督だけだ。
このすべての年で勝ち越した勝負強さから、その後、北海道日本ハムファイターズは強豪チームとしてのイメージが定着したのではないだろうか。

栗山 英樹

栗山監督は現役の北海道日本ハムファイターズの監督だ。今期の6年目を迎えている。
監督経験がない中で2012年に監督に就任。投手陣の大黒柱、ダルビッシュ有投手がメジャーへ移籍した年と重なったため、厳しい戦力での監督人生のスタートだったが、1年目から見事にリーグ優勝。今や歴代監督の中でも押しも押されもせぬ名将だ。
そんな栗山監督がチームに残した、残しつつあるモノ。それは、「常識にとらわれない発想」ではないだろうか。 大谷翔平選手を見るとよく分かる。球界初となる初の同一シーズンでの10勝10本塁打という成績が、それを物語っている。
常識にとらわれない栗山監督だったからこそ、二刀流の育成を受け入れたが、他の指導者であれば、バッターかピッチャーのどちらかに専念させられたことだろう。

まとめ

今回紹介した4人の監督はそれぞれ個性的で、精神論のみならず、卓越した戦略をもとにチーム運営をしてきた。それぞれの監督の良い部分がすばらしい形で受け継がれて、今日の北海道日本ハムファイターズの躍進があるような気がしてならない。
また、栗山監督が今まさにチームに残そうとしているモノ、大谷選手や4番の中田選手など、これからどれだけ大きな選手に育っていくのか、ファンならずとも楽しみで仕方ない。

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