4月3日中日戦以来の199勝目狙う田中

巨人・田中将大が13日の中日戦(東京ドーム)に先発する。二軍調整から復帰し、5.2回3安打4四球3三振1失点だった8月7日のヤクルト戦以来、中5日でのマウンドだ。
移籍後初登板だった4月3日の中日戦で5回5安打3四球1三振1失点で日米通算198勝目を挙げたが、5月1日の広島戦で3回8安打3失点と打ち込まれて二軍落ち。以降、約3カ月も二軍暮らしを強いられた。
現在も先発ローテーションを確約された立場ではなく、今季中に日米通算200勝を達成するためにも結果が欲しい。勝利こそ、自身のため、チームのために最も必要なものだ。
パドレスのダルビッシュ有は海の向こうで205勝目を挙げた。ともに日米を股にかけてプロ野球界を盛り上げてきた存在として、復活勝利を期待したい。
4月16日広島戦以来の50勝目狙う柳
一方、中日は柳裕也が先発する。今季は7試合で1勝2敗ながら防御率は1.26と優秀。4月16日広島戦以来、勝利の女神が微笑んでおらず、白星に飢えているのは柳も同じだ。
右肩の違和感で4月24日に登録抹消されてから3カ月近く離脱していた点も田中将大と符合する。前回8月6日の阪神戦も勝ち負けはつかなかったものの、7回4安打1失点の好投だった。中6日の復帰4戦目でそろそろ勝利が欲しい。
今季の巨人戦は3戦2敗と未勝利だが、防御率2.12と粘り強い投球を続けている。プロ通算49勝で足踏みしており、節目の50勝への意気込みも強いだろう。
チームはまだまだCSを狙える位置につけており、2位・巨人に勝てば1勝以上の価値がある。注目度の高い田中将大から主役を奪う力投を見せるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・P.アビラ-DeNA・東克樹(神宮)
広島・大瀬良大地-阪神・髙橋遥人(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・山﨑福也-ロッテ・種市篤暉(エスコンフィールド)
西武・松本航-ソフトバンク・上沢直之(ベルーナドーム)
オリックス・曽谷龍平-楽天・古謝樹(京セラドーム大阪)
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