愛知で生まれ育った右腕が北の大地へ
中日から国内フリーエージェント(FA)権を行使していた福谷浩司投手(33)が24日、自身のSNSで日本ハムへの移籍を決断をしたことを明かした。これで今オフにFA宣言した全9選手の来季所属先が決まった。
福谷が自身のX(旧Twitter)やInstagramに投稿したメッセージは以下の通り。
私、福谷浩司は考え抜いた結果、北海道日本ハムファイターズに移籍することを決めました。
12年間、選手としてだけじゃなく、人間として成長することをサポートしてくださった中日ドラゴンズの球団関係者、監督、コーチ、選手、チームスタッフ、バンテリンドームナゴヤ関係者、メディア関係者の方々すべてに厚く御礼申し上げます。
そして、良い結果を残せているとき、そうでないときに関わらず、家族のように応援してくださったファンの皆様の熱い声援は、困難に立ち向かうための大きな原動力でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回のFA行使を通して、他の球団の考えを初めて聞く機会となりました。この場を借りて声がけをくれた球団には感謝致します。
生まれ育った愛知の地を離れること、野球選手として育ての親であるドラゴンズを離れることを考えると本当につらいです。
ですが、いつか地域やチームの垣根をこえて野球界に貢献したいという強い思いのもと、野球選手としての経験を増やし、もっと成長し、高みを目指すことを目標に、移籍を決断しました。新しい環境でもチャレンジし続けたいと思います。
ドラゴンズで出会えたすべての方々のおかげで、幸せな12年間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
2024年12月24日
福谷浩司
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