左打ちの25歳内野手と29歳先発左腕がトレード
ソフトバンク・三森大貴内野手(25)とDeNA・濵口遥大投手(29)のトレードが23日、両球団から発表された。
三森は青森山田高から2016年ドラフト4位でソフトバンクに入団した左打ちの内野手。2022、23年はセカンドをメインに102試合に出場していたが、プロ8年目の今季は右手指の骨折で途中離脱した影響もあり、25試合に出場し、打率.288、1本塁打、13打点と不完全燃焼に終わっていた。
三森は球団を通じて「連絡がきた時は正直戸惑いましたが、これをチャンスだと思って心機一転頑張ろうという気持ちになりました。ホークスという強いチームでプレーできたことは自分にとってプラスでしかありません。2年前、優勝はできなかったですが、あと1勝で優勝という試合の緊張感の中、あの舞台で野球ができたことは自分にとってとても大きな経験でした。その経験を次に活かしていきたいと思っています。チームは変わりますが、選手としてこれからも応援してもらえたら嬉しいですし、福岡で試合があった際は拍手や声掛けなどしていただけたらと思います。8年間、本当に熱い応援をありがとうございました」とコメントした。
一方、濵口は佐賀・三養基高から神奈川大を経て2016年ドラフト1位でDeNAに入団し、プロ1年目に先発として10勝を挙げ、2022年にも8勝をマーク。8年目の今季は11試合に登板して2勝4敗、防御率3.25の成績だった。ソフトバンクはこのオフに石川柊太投手がFA移籍したため、その穴埋めが課題となっていた中、貴重な左の先発候補の補強に成功した。
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