ルーキー澤柳亮太郎も育成で再出発
ソフトバンクは19日、澤柳亮太郎投手、風間球打投手、田上奏大投手、生海外野手、川原田純平内野手と育成選手契約を締結したことを発表した。背番号は澤柳が「141」、風間が「155」、田上が「157」、生海が「154」、川原田が「167」をそれぞれ付ける。
昨年のドラフト5位で入団した澤柳はリリーフとして開幕一軍入りを果たすと、4月4日のロッテ戦でプロ初登板、8月1日の楽天戦ではプロ初勝利も挙げた。しかし、同月10日の楽天戦で右肘を負傷。9月にトミー・ジョン手術を受けたこともあり、10月に来季の支配下選手契約を結ばない旨を伝えられていた。
風間は秋田・ノースアジア大明桜高から2021年ドラフト1位で入団。将来のエース候補として期待は大きかったが、プロ3年間で一軍登板はなし。3年目の今季は二軍で6試合に登板、計5イニングを投げて4失点、防御率5.40の成績だった。
生海は九州国際大付高から東北福祉大を経て2022年ドラフト3位で入団。ルーキーイヤーの昨季は二軍で8本塁打をマーク、一軍でもプロ初安打を記録し、今季のブレイク候補として大きな期待を寄せられていた。
だが、1月の自主トレーニング中に打撃練習の打球が直撃。「左側頭葉脳挫傷」と診断され、復帰に向けてリハビリに励む中、10月に戦力外通告を受け、育成再契約を打診されていた。11月の契約更改時には、「悔しいですけど、また支配下に戻って一軍でプレーすることしか考えてないです」と前を向いていた。
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