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オリックス、ドラ4山中稜真は捕手登録も「外野や一塁がメインになると思う」首位打者、最多安打を目標に打撃で勝負

2024 11/30 17:00SPAIA編集部
山中稜真,ⒸSPAIA
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「打てなかったら終わりくらいの覚悟を決めてしっかりやりたい」

オリックスからドラフト4位指名された三菱重工East・山中稜真捕手(23)が、29日に大阪市内のホテルで行われた新人入団発表記者会見に出席。背番号は今季限りで現役を引退した小田裕也外野手(現育成コーチ)が付けていた「50」に決まった。

「スタートラインに立って、うれしい気持ちとやってやるぞという気持ちでいっぱいです。オリックスは社会人の選手が多く活躍しているイメージがあるので、自分もその流れに乗って1年目から活躍できるように取り組みたい。一番の持ち味は打撃。広角に強く打てるところ、勝負強い打撃を皆さんに見てほしい」

千葉・木更津総合高から青山学院大、三菱重工Eastとアマチュア球界のエリートコースを歩んできたが、関西のチームに所属するのは初。「正直不安な部分もあるが、野球をするために関西に来たので徐々に慣れていければ」と変わらず野球に打ち込む覚悟だ。

入団時の登録ポジションは捕手となっているが、「社会人では捕手をほとんどやっていないので、外野やファーストがメインになると思う。(捕手を)数年やっていない中でいきなりやれと言われても現実的ではないので、社会人で経験したポジションで勝負していければ」と現状を説明。

打撃が求められるポジションでの勝負となるが「打つ方を期待されているのは重々承知ですので、打てなかったら終わりくらいの覚悟を決めてしっかりやりたい」とレギュラー争いに意欲を示した。

狙いたいタイトルには首位打者と最多安打を掲げる。アマチュア時代は同じ左打ちの西川龍馬の打撃を参考に打撃を磨いた。「西川さんの打撃は広島時代から見ていて学ぶところが多かった。バットコントロール等の技術面や打席の中での心理など聞いてみたい」とさらなる成長へ向上心を燃やす。

「1年目のフレッシュさを前面に出していきつつ、地に足つけて結果を出していきたい」と即戦力としての活躍を誓った。

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