投球センス抜群の最速148キロ左腕
西武は17日、今秋ドラフトで育成4位指名した星槎道都大の佐藤爽投手(21)と入団交渉後に記者会見を開いた。
仮契約を結んだ佐藤は「プロ野球選手に一歩ずつ近づいていると感じています。まだ体が細いので、まずはしっかりトレーニングをして、体作りから始めたいと思っています。1日でも早く支配下選手になって、将来は一軍で勝てる投手として、チームに貢献したいです。地元での登板も楽しみですし、その時には良いプレーができるようにがんばります」と抱負を語った。
佐藤は身長176センチ、体重77キロの左腕で、札幌山の手高から星槎道都大に進学。最速148キロの速球にスライダー、カーブ、チェンジアップなどを投げ分ける。今春のリーグ戦では5勝無敗、防御率0.47の成績で優勝に大きく貢献し、MVPと最優秀投手賞にも選出された。水澤英樹アマチュア担当も「投球センスが抜群で、強心臓を持つ選手」と期待を寄せる。
北海道・北広島市出身の左腕は「地元での登板も楽しみですし、その時には良いプレーができるようにがんばります」と同じパ・リーグ球団の日本ハムの本拠地であるエスコンフィールド北海道で登板できる日を楽しみにしていた。
【関連記事】
・【西武】育成ドラフト3位の大阪桐蔭のラタナヤケ・ラマル・ギービンと仮契約「ここぞという時に打って勝利に貢献できる選手に」
・西武・黒田将矢「悔しく歯がゆい1年」、村田怜音「やるべきこと一切手を抜かずやり切った」若獅子4選手が契約更改
・【ドラフト通信簿】パ・リーグは5球団競合制した楽天が最高評価、低評価となった球団は?