パワフルな打撃が魅力の内野手
西武は14日、今秋ドラフトで育成3位指名した大阪桐蔭高のラタナヤケ・ラマル・ギービン内野手(18)と入団交渉後に記者会見を開いた。
両親がスリランカ出身のラタナヤケは身長180センチ、体重91キロの立派な体格を誇る強打の三塁手。1年生の秋からベンチ入りし、甲子園には2023年春、2024年春夏の3度出場した。今夏の大阪大会ではベスト4進出を決めた早稲田摂陵戦で本塁打を放つなど、高校通算33本塁打を記録した長打力が持ち味だ。
後藤光貴アマチュア担当は「高校生離れした飛距離を放つ、将来の長距離砲として期待できる選手」とそのポテンシャルの高さに期待を寄せる。
仮契約を結んだラタナヤケは「契約をして、やっとライオンズの一員になれた気持ちです。長打力を生かしたバッティングで、ここぞというときに打って、チームの勝利に貢献できる選手になりたいです。入寮までにしっかり練習して、良いスタートが切れるようにしたいです」と抱負を語った。
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