走攻守3拍子揃った高校生捕手
西武は12日、今秋ドラフトで6位指名したエナジックスポーツ高等学院の龍山暖(たつやま ・はるき)捕手(18)に指名あいさつした。
龍山は2022年に開校した同校野球部の一期生。勝負強い打撃が持ち味で長打力もあり、高校通算19本塁打をマーク。また。遠投110メートルの強肩と俊足を生かした積極的な走塁も武器。今春の沖縄大会では4番を務めるなど攻守でチームをけん引し、優勝に導いた。
岳野竜也アマチュア担当は「バランスのとれた体型で強肩、インパクトのある打撃が魅力の選手。必ずチームの戦力になれる捕手」と期待を寄せる。
龍山は「ドラフトが終わってから少し時間もあったので、今日、球団関係者の方に会って指名を受けたことを実感しました。今の技術のままではプロの世界で通用しないと思っているので、課題を持って練習に取り組んでいます。将来はシーズンを通して活躍できる選手になりたいです」と意気込んだ。
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