今春県大会で36.1回、46奪三振マーク
西武は6日、今秋ドラフトで5位指名した福井工大福井高の篠原響投手(18)と入団交渉後に記者会見を開いた。
最速148キロ右腕は今春の福井大会決勝で敦賀気比を相手に1失点完投勝利を収めた。県大会通算で36.1イニングを投げ、46奪三振を記録。夏は優勝した北陸に敗れベスト8で敗退した。安達俊也アマチュア担当は「ストレートと多彩な変化球が武器のバランスのよい投手。先発ローテーションの一角を担うような投手になってほしい」と期待を寄せる。
篠原は「いよいよ憧れのプロ野球の舞台に立つんだと実感が湧きました。やると決めたらこだわりをもって、結果を出すまでやり続けることができる性格なので、焦らず、自分がやるべきことを一つひとつやっていきたいと思います。西口監督は現役時代のスライダーが印象的なので、お話を聞いてみたいと思っています。良いスタートダッシュがきれるように、しっかり練習していきます」と意気込んだ。
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