DeNA東克樹についてコメント以降、1得点16失点で3連敗
プロ野球の日本シリーズは第5戦(みずほPayPayドーム)でDeNAが7-0と完勝し、3勝2敗で下剋上日本一に王手をかけた。パ・リーグを独走で制したソフトバンクは地元でまさかの3タテを喫し、後がない状況だ。
ここに来て、ある発言が波紋を広げている。一部報道によると、村上隆行打撃コーチが第3戦の前にDeNAの左腕・東克樹について問われた際「パ・リーグにそんなにいないかも知れないですが、宮城の方が断然いいので」と話したという。
東は昨季16勝3敗で最多勝と最高勝率に輝き、今季も13勝を挙げたセ・リーグを代表する左腕の一人。村上コーチが比較対象として挙げたオリックスの宮城大弥も2021年から3年連続2桁勝利を挙げてパ・リーグ3連覇に大きく貢献した左腕だ。
村上コーチの発言の真意は分からないが、決して東の実力を軽視したわけではないだろう。パ・リーグ王者としての矜持ゆえのコメントかもしれないが、結果的に第3戦は東に7回1失点に抑えられて敗れたため、この発言がファンの反感を買い、SNS上で「辞めろ」「口にチャックした方が良い」などと批判されている。
しかも、東は自身のSNSで「宮城大弥投手はめちゃくちゃ参考にさせていただいてます!スーパーピッチャーですから!」と投稿。村上コーチへの当てつけとも取れる書き込みをしている。
そして、ソフトバンクは第3戦以降、1得点16失点で3連敗。強打のチームが26イニング無得点と沈黙しているのだ。