「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

最優秀防御率のタイトルへオリックス・宮城大弥が先発、7.1回無失点でリーグトップ 楽天・早川隆久と対決

2024 10/6 11:00SPAIA編集部
楽天・早川隆久とオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

今季敵地で15イニング無失点の宮城大弥

楽天・早川隆久とオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック


オリックスの宮城大弥が6日、自身初の投手タイトルとなる最優秀防御率獲得を目指して、今季最終戦となる楽天戦(楽天モバイル)で先発する。

5年目の今季はここまで19試合に先発して6勝9敗ながら、防御率1.92、QS(6回以上自責点3以下)も15度記録と、山本由伸が抜けた先発陣の軸として安定した投球を見せてきた。

前回登板した9月29日の楽天戦(楽天モバイル)では、7回115球を投げて7安打無失点の快投で、約1カ月ぶりとなる白星を手にした。これで規定投球回まで残り7.1回。無失点で投げ切ることができれば、防御率1.83となり、現在リーグトップのソフトバンク・モイネロの同1.88を上回る。自責点1でも8.1回以上でトップに立つ。

楽天相手には今季3試合登板して、防御率0.95と好相性。直近2試合は敵地で計15イニング無失点に抑えている。自身初となる投手タイトル獲得へ、今日もスコアボードにゼロを並べることができるか。

自身初の2桁勝利、飛躍の年となった早川隆久

一方、楽天の先発は早川隆久。今季はここまで自己最多となる24試合に先発して11勝5敗、防御率2.33をマークし、QSも18度記録している。前回登板した9月30日のロッテ戦(楽天モバイル)では、7回90球を投げて4安打1失点と快投。そこから中5日で今日の登板を迎える。

オリックス戦には今季3試合に登板し、2勝0敗、防御率1.82、3QSと相性は抜群。直近対戦した8月13日(京セラD大阪)には、9回121球2安打9奪三振で自身2度目の完封勝利を挙げている。

今日が今季ラスト登板となる予定の左腕。自身初の2桁勝利を挙げるなど飛躍の年となったシーズンを白星で締めくくることができるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・松木平優太-DeNA・大貫晋一(バンテリンドーム)

【関連リンク】
【ドラフトの超目玉】関西大・金丸夢斗インタビュー①異次元投球支える練習法と最終シーズンへの決意
プロ野球12球団の戦力外通告、退団、現役引退選手一覧 5日は楽天が高田孝一、清宮虎多朗ら8選手を戦力外
2024年にFA権取得見込みのプロ野球選手、宣言なら争奪戦必至の目玉は?