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逆転新人王へ日本ハム金村尚真が7勝目かけ先発 2カ月ぶり勝利狙うオリックス・カスティーヨと対決

2024 9/6 11:00SPAIA編集部
日本ハム・金村尚真とオリックス・カスティーヨのインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

先発・リリーフ双方で好投続ける金村尚真

日本ハム・金村尚真とオリックス・カスティーヨのインフォグラフィック


日本ハムの2年目右腕、金村尚真が6日のオリックス戦(エスコンF)で、今季7勝目をかけて先発する。

金村は今季リリーフとしてスタートするも、5月に先発へと再転向。ここまで25試合に登板(先発は15試合)して6勝5敗6ホールド、防御率2.38をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も10度記録するなど、首脳陣の起用法にきっちり応える働きぶりを見せている。

前回登板した8月27日の楽天戦(エスコンF)では、5.1回103球を投げて6安打7奪三振1失点の内容だった。そこから中9日空けて再び本拠地のマウンドに上がる。

オリックス戦には今季2試合に登板、計8.1イニングを投げて3失点。前回対戦した7月30日(エスコンF)の試合では先発して、7.1回96球を投げて5安打3失点(自責は2)と力投も、1点リードの8回に同点の走者を残して降板と悔しさの残る登板となった。

8月は2勝を挙げながらも防御率3.20とやや調子を落とし気味だった右腕。きょう勝てば新人王最有力候補の西武・武内夏暉の7勝に並ぶことができるだけに、クライマックスシリーズ争いだけでなく、新人王レースにおいても注目の登板となる。

カスティーヨが今季最多5度目の日本ハム戦へ

一方、オリックスの先発はルイス・カスティーヨ。今季ロッテから加入した右腕はここまで13試合に先発して3勝4敗と黒星先行ながら、防御率2.56、QSも10度記録するなど安定した投球を見せている。

前回登板した8月23日のロッテ戦(京セラD大阪)では、5回78球2安打6奪三振無失点と好投。そこから中13日で7月6日の日本ハム戦以来となる4勝目を目指して今日の登板に臨む。

日本ハム戦には今季4試合に登板して2勝0敗、防御率3.65、3度のQSをマーク。万波中正を11打数2安打に抑えている一方、郡司裕也には10打数3安打、田宮裕涼には10打数4安打1本塁打と打ち込まれているだけに、今日の対戦でも要警戒だろう。

チームは3位・ロッテと5.5ゲーム差、2位・日本ハムと9ゲーム差とCS進出へ正念場を迎えている。直接対決ではもうひとつも落とせないだけに、助っ人右腕には勝利へと導く好投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ロッテ・西野勇士-楽天・早川隆久(ZOZOマリン)
ソフトバンク・有原航平-西武・渡邉勇太朗(みずほPayPay)

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-阪神・J.ビーズリー(神宮)
広島・大瀬良大地-中日・松葉貴大(マツダスタジアム)

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