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ドラフト同期のスラッガー、阪神・森下翔太と巨人・浅野翔吾が絶好調、他球団の2022年1位は?

2024 8/27 11:54SPAIA編集部
阪神・森下翔太と巨人・浅野翔吾,ⒸSPAIA
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森下翔太は打率5割、浅野翔吾はプロ初の猛打賞

阪神と巨人の2022年ドラフト1位が絶好調だ。阪神・森下翔太は先週の全6試合で安打を放ち、22打数11安打の打率5割をマーク。25日の広島戦で逆転12号3ランを放つなど首位・広島を追撃する猛虎打線を牽引している。

巨人・浅野翔吾も先週6試合は23打数11安打の打率.478。24日の中日戦では2号ソロを含む4安打を放ち、プロ初の猛打賞を記録してお立ち台に立った。

2人は大卒と高卒で年齢こそ違うが、ともに2年前のドラフト1位。森下は浅野の外れ1位だった経緯がある。

では、他球団のドラフト同期はどんな状況だろうか。2年前のドラフト1位の今季成績は以下の通りとなっている。

2022年ドラフト1位の2024年成績


日本ハムは「二刀流」矢澤宏太、中日は沖縄の大学から初のプロ・仲地礼亜

日本ハムは「二刀流」で話題を集めた日本体育大の矢澤宏太を指名。1年目は野手として96打数17安打の打率.177、1本塁打、4打点、投手としても2試合に登板したが、2年目の今季は投手としてのみ17試合に登板し、1勝2敗3ホールド、防御率4.05の成績を残している。

中日は沖縄の大学から初のプロ入りとなる沖縄大・仲地礼亜を指名した。ルーキーイヤーは2勝を挙げたが、今季は1試合に登板したのみ。二軍では9試合に登板している。

ロッテは荘司康誠を抽選で外し、専修大の菊地吏玖を指名。今季は11試合登板で1ホールド、防御率1.42をマークしている。

広島は苫小牧中央高の右腕・斉藤優汰を1位指名した。まだ一軍経験はなく、今季は二軍でトレーニングを積みながら6試合に登板している。

楽天は2球団競合の荘司康誠、西武は蛭間拓哉

楽天はロッテと競合した立教大の荘司康誠を獲得。1年目は5勝を挙げたが、今季は1勝にとどまっている。

高松商高時代に通算68本塁打をマークしたスラッガー・浅野翔吾は巨人が当たりくじを引いた。1年目からプロ初本塁打を放つなど24試合に出場。今季は二軍暮らしが長かったものの、先述の通り8月に一軍昇格して爆発している。

西武は早稲田大の蛭間拓哉を1位指名した。1年目は56試合出場で2本塁打、今季も54試合出場で打率.226、1本塁打、16打点を記録している。

浅野を抽選で外した阪神は中央大の森下翔太を指名。1年目から10本塁打を放ち、今季もすでに12発。球団の右打者では、岡田彰布現監督以来となる新人から2年連続2桁本塁打をマークしている。

オリックス曽谷龍平、ヤクルト吉村貢司郎は一軍で活躍

ソフトバンクは誉高のイヒネイツアを指名した。ナイジェリア人の両親のもと日本で生まれ育ち、高い身体能力で将来を期待されているホープ。今季は二軍で81試合に出場しており、実戦経験を積んでいる。

DeNAは大阪桐蔭高時代に甲子園で通算5本塁打を放った松尾汐恩を指名。今季は一軍で24試合に出場し、成長の跡を見せている。

オリックスは白鴎大の左腕・曽谷龍平を指名。ルーキーイヤーは1勝どまりだったが、今季は5勝9敗、防御率2.27をマークしている。

ヤクルトは東芝の右腕・吉村貢司郎を指名した。1年目に4勝、今季も5勝を挙げている。

2位以下では日本ハム2位の富士大・金村尚真、中日2位の明治大・村松開人、ロッテ2位の天理大・友杉篤輝、巨人4位の創価大・門脇誠、ソフトバンク2位の日本製鉄鹿島・大津亮介、オリックス育成4位の四国アイランドリーグ徳島・茶野篤政らも一軍で活躍している。同期の一番出世は誰になるだろうか。今後が楽しみだ。

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