先制直後に貴重な追加点もたらした上川畑大悟
8月25日、エスコンフィールド北海道で行われた日本ハム-ソフトバンクの19回戦は、初回に3点を先制した日本ハムがそのままリードを守り切り、5-3で快勝。このカード2勝1敗とし、勝ち越しを決めた。
SPAIAでは1試合で最も活躍し、勝利に貢献した選手「Player of the Game(POTG)」をWPA(勝利確率)をもとに選定。この試合では+21.9%のWPAをマークした日本ハム・上川畑大悟がPOTGに輝いた。
上川畑は初回1点リードの2死二、三塁の場面でライトへ2点タイムリーを放ち、チームに貴重な追加点をもたらした。さらに、第2、3打席でもヒットを放ち、この日猛打賞の活躍。この試合トップとなる+21.9%のWPA を稼ぎ、勝利の立役者となった。
2位は+15.4%でソフトバンク・周東佑京。5回の第2打席にタイムリー三塁打を放ち、チーム初得点をたたき出すなど、3安打猛打賞の活躍を見せるも、勝利には届かず。3位は先制のタイムリー二塁打含む2安打を記録した日本ハム・清宮幸太郎で、+14.0%だった。
※WPA(Win Probability Added)
その選手がどれだけチームの勝利確率を増減させたかによって貢献度を表す指標。
勝利確率とは特定の試合状況(イニング、点差、アウトカウント、走者状況)においてチームが勝利する確率を、過去の試合データから算出したもの。試合開始時点では両チームともに50%の勝利確率が見込まれ、試合の進行とともにリードを奪っているチームの勝利確率が100%に近付いていく。
この勝利確率を利用し、1つ1つのプレーによる勝利確率の増減を選手ごとに合計することで、WPAは算出される。
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