立ち上がりに気をつけたいグリフィン
巨人のフォスター・グリフィンが13日の阪神戦(東京ドーム)に先発する。来日2年目の今季は12試合で5勝3敗、防御率2.85。7月に3勝を挙げるなど最近は先発左腕として安定した投球を続けている。
前回7日の広島戦は7.1回3失点で勝ち負けはつかなかった。そこから中5日での先発となる。
阪神戦は2試合に登板して1勝1敗、防御率3.48。前回対戦の7月31日は初回に4点を献上し、4回6安打5四球4失点で負け投手となった。今日も立ち上がりには気をつけたい。
残り40試合を切ったがセ・リーグは混戦が続いている。ここからは一戦必勝のトーナメント同然だ。まずはグリフィンが先制点を与えず、自分のペースに持ち込めるかがカギを握りそうだ。
巨人戦5試合で防御率1.10の才木
一方、阪神の先発は才木浩人。今季は18試合で9勝3敗、防御率1.37の好成績を残しており、自身初の2桁勝利に王手をかけている。
持ち味は189センチの長身から投げ下ろす平均148.3キロのストレートと切れ味鋭いスライダー、落差の大きいフォーク。今季は安定した投球を続けているが、前回6日のヤクルト戦は6回を投げて今季最多の10安打、4失点を喫しており、勤続疲労が気掛かりだ。
巨人戦はチーム別最多の5試合に登板して2勝1敗、防御率1.10と相性は良い。前回7月30日も6.1回3安打1失点(自責0)で勝ち投手になっている。
ホーム甲子園を高校球児に明け渡し、恒例の夏のロードでの勝敗がチームに及ぼす影響は小さくない。“アレンパ”に向けてここが踏ん張りどころだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・M.ヤフーレ-中日・髙橋宏斗(神宮)
広島・野村祐輔-DeNA・東克樹(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・金村尚真-ロッテ・小島和哉(エスコンフィールド)
西武・渡邉勇太朗-ソフトバンク・L.モイネロ(ベルーナドーム)
オリックス・曽谷龍平-楽天・早川隆久(京セラドーム大阪)
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