「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【月間MVP】セは中日・髙橋宏斗とDeNA佐野恵太、パはソフトバンク有原航平とロッテ髙部瑛斗

2024 8/8 13:24SPAIA編集部
中日の髙橋宏斗,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

髙橋宏斗は4勝、防御率0.00、佐野恵太は打率.379

プロ野球の7月度「大樹生命月間MVP賞」が8日発表され、セ・リーグは中日の髙橋宏斗とDeNAの佐野恵太、パ・リーグはソフトバンクの有原航平とロッテの髙部瑛斗が受賞した。

髙橋宏斗は入団4年目で嬉しい初受賞。4試合で32回を投げて1点も許さず、勝利数(4勝)、投球回(32回)、防御率(0.00)、奪三振(39)全てリーグトップと文句のない成績だった。

7月5日広島戦で99球完封、12日阪神戦、19日巨人戦は2試合連続8回無失点、30日ヤクルト戦は7回無失点で、自己最多となる8勝目をマーク。投手部門で中日の受賞は2024年3、4月度のR.マルティネス以来となった。

佐野恵太は2020年8月度以来となる2度目の受賞。リーグトップの打率.379、33安打、9二塁打をマークし、2本塁打、16打点と活躍した。7月7日から12試合連続安打、5試合連続を含む13度のマルチ安打など強力打線を牽引。DeNAからは6月度のT.オースティンに続く2カ月連続受賞となった。

有原航平は3勝、防御率1.50、髙部瑛斗は打率.405

有原航平は7月度4試合に先発し、リーグトップタイの3勝をマーク。全4試合とも7回以上、自責点3以下に抑えるクオリティ・スタートを記録した。27日オリックス戦では9回2安打完封勝利を挙げるなど、防御率1.50の安定感で2019年3、4月度以来4度目の受賞となった。

髙部瑛斗は7月度リーグトップの打率.405、出塁率.457、リーグトップタイの30安打、リーグ3位の長打率.541の好成績。出場21試合中17試合で安打(うち9試合で複数安打)を放ち、リーグトップの14得点、得点圏打率.571を記録してプロ5年目で初受賞となった。コメントは以下の通り。

「いいイメージを持って一日を始めることができて、浮き沈みなく、いい時も悪い時もフラットな気持ちで毎日を過ごせたことが結果につながったかなと思っています。これからも一日一日、自分の出来ることを考えて強い気持ちで打席に入ってチームの勝利に貢献していきたいと思います」

【関連記事】
阪神・佐藤輝明が絶好調の要因をデータ分析、ようやく目覚めた“アレンパ”のキーマン
中日ドラゴンズ投手のストレート平均球速ランキング 無双状態の髙橋宏斗は何位?
もう「200イニング・3000球」は不可能なのか?歴代の最多投球数投手と終盤の防御率から分析