両リーグトップ7勝目へ床田が先発
今日から3カード目に突入する交流戦。セ・リーグ2位の広島は本拠地マツダスタジアムにパ・リーグ3位の日本ハムを迎えての3連戦。その初戦に左腕エースの床田寛樹が先発する。
今季ここまで9試合に先発してリーグトップタイの6勝(2敗)を挙げ、防御率もリーグ2位の1.27をマーク。全9試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、安定感抜群の投球を披露している。
今季交流戦初登板となった5月28日のオリックス戦(マツダスタジアム)では、7回99球を投げて8安打を浴びながらも要所を締める投球で1失点にまとめ、自身4連勝を飾った。そこから中6日で再び本拠地のマウンドに上がる。
日本ハムとは2022年5月31日(マツダスタジアム)以来の対戦。その際は8回118球を投げてわずか2安打に抑え無失点、12三振を奪う好投を見せていた。前回同様の快投で、再び日本ハム打線を零封できるか注目だ。
チームは交流戦連勝スタートも、その後4連敗でリーグ2位に転落。エース左腕にはその悪い流れを断ち切る投球が期待される。
二軍調整を経て中12日で登板の北山
一方、日本ハムの先発は北山亘基。昨季先発へ転向し6勝を挙げた右腕は、ここまで6試合に先発して3勝1敗、防御率3.25、奪三振率10.00をマーク。4月20日のロッテ戦でプロ初完封勝利を挙げるなど、先発ローテの一角として十分な働きを見せている。
ただ、直近一軍で登板した5月15日の西武戦(エスコンF)では5回3安打3失点、同月6日のソフトバンク戦は自己最短となる3.0回で7安打を浴び、自己ワーストの6失点と精彩を欠き、同月16日に出場選手登録を抹消された。
その後、5月22日にイースタン・リーグのロッテ戦(ロッテ浦和)で調整登板し、4.1回96球を投げて6安打5奪三振4失点の内容だった。そこから中12日空けて今日の登板を迎える。
交流戦での先発は、昨年6月18日の中日戦以来4度目。広島戦はリリーフ時代の2022年6月1日(マツダスタジアム)に1度対戦しており、1回を1安打1奪三振無失点に抑えていた。好調なチームの勢いを背に、今季4勝目を目指す。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
巨人・山﨑伊織-ロッテ・小島和哉(東京ドーム)
ヤクルト・吉村貢司郎-西武・今井達也(神宮)
DeNA・A.ケイ-オリックス・A.エスピノーザ(横浜)
中日・髙橋宏斗-ソフトバンク・有原航平(バンテリンドーム)
阪神・村上頌樹-楽天・C.ポンセ(甲子園)
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